めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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放送大学のトリセツ#160 「履修」とは?(単位認定試験の裏技について)

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

8月15日(火)9時から、放送大学では2023年度第2学期の科目登録申請の受付が始まりました。

 

一方、17日(木)10時から、全科履修生については1学期の成績の発表があります。

 

 

じゃあ、1学期の成績を確認しないと科目登録申請ができないのかというと、そんなことはありません。

1学期に取得した科目を登録しようとした場合、エラーが出るシステムになっています。

それを紹介した記事がこちらです。

 

hide-n64.hatenablog.jp

 

まあ、ここまではみなさんよくご存じみたいです。

実は裏技にも例外はあります。

 

hide-n64.hatenablog.jp

 

前の学期で閉講した科目はそもそも科目登録申請ができないので、この裏技は使いたくても使えません。

とはいっても、1学期で閉講する科目はほとんどないので、2学期に関しては心配する必要はないでしょう。

 

・・・ということで、さっそく1学期に履修した科目を登録申請してみましょう。

以下の6科目です。

  • 産業・組織心理学(20)ラジオ
  • 教育・学校心理学(20)テレビ
  • 金融と社会(20)テレビ
  • 社会・集団・家族心理学(20)テレビ
  • コミュニケーション学入門(19)ラジオ
  • 問題解決の進め方(19)テレビ

 

 

「この科目を追加登録する」ボタンはありますが、クリックしても登録できないようになってるみたいです。

 

実はこの画面見るたびに思うんですが、

「履修済み」の「履修」とは?

「履修済」ってどういうこと?

 

そもそも「履修」って、どういう状態を指すのでしょうか。

(ひでえぬの仮説)

  1. 単位を取るために科目を登録すること。
  2. その科目を学ぶこと。
  3. その科目の単位を取ること。

このうちのどれかだと思いますが、1は普通「科目登録」って言うと思います。3であれば裏技が成立することになりますが、2だとすると、単位が取れたかどうかまでは言及していないので、裏技は成立していないということになりますね。

 

そこで、まず「履修」という言葉の意味を調べてみました。

規定の学科や課程などを習い修めること。「教職課程を—する」(デジタル大辞泉

 

履修(りしゅう)とは、学校(大学などを含む)などにおいて、単位を修得するために特定の科目を学ぶ(授業を受ける)ことである。(Wikipedia

※太字はひでえぬがつけました。

 

www.weblio.jp

 

放送大学のホームページでは、

www.ouj.ac.jp

Q1
1学期間にどのくらい履修すればよいのですか。
A1
選科・科目履修生では2~3科目履修する方が多いようです。全科履修生は卒業するために124単位必要ですから、4年間で卒業するためには、1年間に31単位を履修する必要がありますので、1学期では平均15~16単位(約8科目)履修することとなります。
しかし、必ずしも4年間で卒業しなければならないということではありませんので、平均的には1学期間に4~5科目履修する方が多いようです。ご自分の学習ペースに合わせて無理のないように履修することをおすすめします。

 

Q9
卒業するまでに何年かかるのでしょうか。
A9
一般の大学と同じように全科履修生として4年以上在学して、所定の124単位以上を修得すれば卒業できます。

どちらかと言えば2の意味で使っているようですね。

3の意味では単位を「修得」という言葉を使っています。

図に書くとこういう感じです。

つまり、

 

「履修=単位が取れた」とは限らない

ということになり、裏技が成立しているとは限らないということですね。

ちなみに、科目登録と履修がどう違うかということが気になりますが、ここでは同じと考えます。(理由は後述します。)

 

これが正しいかどうかを確かめるには、

 

科目登録してからわざと不合格になる

 

以外に方法がないのかと思ったのですが、ほかにも調べる方法があることがわかりました。

 

  1. 「週間スケジュール」を確認する
  2. 「授業連絡」を確認する

というものです。

それぞれ確認してみましょう。

 

「週間スケジュール」を確認する方法

放送大学の単位認定試験は2022年度第1学期から基本Web受験になりました。

私が入学した2021年当時から、コロナ禍の影響もあって、学習センターでの受験ではなく自宅受験となっていますが、現在でも単位認定試験の時間は決められていて、自宅にパソコンがないなどの理由で学習センターで受験する場合はこの時間割に沿って進められます。

 

週刊スケジュール欄には放送授業の放送予定や面接授業の日程、そして単位認定試験の時間割も表示されます。ライブweb授業の日程も表示されますが、オンライン授業については特に表示されません。

 

実際の画面を見てみましょう。

「キャンパスライフ」欄の「週刊スケジュール」をクリックします。

 

赤字は2学期の単位認定試験の時間割です。

 

該当する科目の、2学期の単位認定試験の時間を見てみますと・・・。

 

「問題解決の進め方」は表示されていません。

ほかの科目も表示されていません。

期間中すべて

 

真っ白

 

でした。

これなら大丈夫ということになります。

 

「授業連絡」を確認する方法

こちらは「授業サポート」タブをクリックして「授業連絡」を選択します。

 

面接授業やオンライン授業も表示されます。

こんな感じで1学期の科目登録したものがすべて表示されます。
「開講学期」を1学期から2学期に変更して「授業科目」を選択しようとすると、

 

 

「不合格」の科目がなければこのようになります。

・・・ということなのですが、どの方法も、不合格の科目がないと検証できないため、実際にあっているかどうかは現時点では何とも言えません。

まあ、結局のところ気休め程度に考えておくのがいいということかもしれません。

 

そうそう、書き忘れそうになりましたが、最後に「科目登録」と「履修」の違いについてお伝えします。

結論から言うと、言葉そのものの意味としては違うと思いますが、放送大学に学費を払っている以上は同じ意味と考えていいと思います。

というのは、放送大学に学費を払う理由はまあ行ってしまえば「単位を認定してもらうため」で、言い方は悪いけど「お金で単位を買っている」ということになります。

 

 

とりわけ放送大学の場合、単にその科目を学びたいだけだったら、フリマ(か書店)で印刷教材を買って、BSで視聴すれば学習(履修)自体は可能です。それでもあえてお金を払うのは「大学を卒業したいから」「単位を取得したいから」ということになります。なので、結局は

科目登録申請をする

→学費を払って科目登録をしてから履修する

→(通信指導や)単位認定試験を受験*1する

→単位を修得する

という流れになるので、「科目登録=履修」と考えても差し支えはないと思います。

もちろん、科目登録したら自分で学ぶというのが大前提ですが。

 

ま、そこまで気合入れなくてもいいけどね。



 

今回は、科目登録申請の裏技についてお伝えしました。

 

では、また。

 

 

 

*1:面接授業などでレポートになるものもあります