みなさんこんにちは、ひでえぬです。
昨日は1日休みをもらって、自宅で単位認定試験を受験しました。
無事に全科目試験が終わったので、大宮で一人打ち上げに行ってきました。
会計を済ませて、お店を出たのが16時過ぎ。
そのまま帰ろうかと思ったのですが、せっかく大宮の駅前まで来たのだし、どこかに寄ろうと思って、こちらにお邪魔しました。
ランニングシューズなど、ランニングに関するアイテムを扱っているお店です。
何度かお邪魔したことはあるのですが、買い物したことはありません。
今回も特に何か買いに行ったわけではなく、何となくフラッといっただけのはずだったのですが、なんと
ランニングシューズを買ってしまいました。
こちらのシューズがですね、なんと!!
4,000円(税込み)
になっていました。(ざっくり言うと定価の3分の1くらい)
ただし、
24.5㎝ 25.0㎝
のみです。
しかも、両サイズとも、
ラスト1足!!
でございます。
試し履きができるスペースがあったので、何はともあれとりあえず履いてみよう
ということで、ラスト1足を探し出し、履いてみました。
履いた瞬間、
こりゃ買いだ
と思いました。
お店の人に確認したところ、レディースモデルとのことでした。そのため幅が狭いかもしれませんというご説明でしたが、私にはむしろ幅広に感じました。(っていうか私の足の幅が狭いのです)
レディースモデルのシューズを買ったことは何度かあるし使ったこともあるので、実際に履いてみてよければ買うのは問題ありません。アディダスのランニングシューズは履いたことがないので、どういうものか知りたくて、買うことにしました。
まあ4,000円なら、実際に走ってみてダメならそれでもいいし。
という感じでもっともらしい理屈を並べていますが、購入を決めた最大の要因は
ラスト1足
でしょうね。
チャルディーニという人が「説得*1」に際して働く6つの心理的要因を挙げていますが、
このうちの1つに
希少性
というのがあります。
「ラスト1足」
がまさにそれで、数が少なく入手困難な事物に対しては価値を感じ、入手困難なことが購入のモチベーションを強める傾向のことを言います。
ネットなんかでも、「残り〇個です」とか表示される場合もありますよね。
ホテルの予約なんかでも、「あと〇室!!」とか表示される場合もあります。
大量にまとめ買いする必要がない限り、商品が「あるかないか」わかればいいわけで、残りいくつかはいらない情報なんですが、こういった「希少性」の効果を狙ってあえて表示するわけですね。
そんなわけで、「説得」の手法にまんまと引っかかったひでえぬですが、これがよい買い物だったかどうか、明日の早朝ジョギングでわかるかもしれません。
では、また。
(参考文献)
消費者の購買意思決定における非合理性 永野光朗 山口裕幸 産業・組織心理学 2020 放送大学教育振興会
*1:ここでいう説得とは、店頭において消費者に対して店員が購買に向けて働きかける場面や、企業が発信した広告による情報伝達を含めた影響のことです。