みなさんこんにちは、ひでえぬです。
さて、ランニングが続かないのは準備不足だからというところから続きます。
前回「続かない理由」についていくつか挙げましたが、まず、「きついから」というのは色々な意味がありますが、「呼吸がきついから」という意味であれば要するにペースが早いということですね。
「膝が痛くなる」というのは、今まで走っていないのに急にランニングを始めたからで、原因は様々ありますが、大きく分けると着地の衝撃に膝が耐えられない(体が重すぎる)のと、フォームが悪いのと、ランニングに必要な筋肉がついていない為です。
で、最終的に「めんどくさくなったからやめた」となるわけですね。
こうならないために、お勧めしたいのは
「まず歩くことから始める」
ということです。
だからといって、「毎日30分歩こう」とか考える必要はありません。もちろんそうできればそれに越したことはないですが、むしろ最初は決められた時間を設定しない方がいいかもしれません。
じゃあどうするか。とても簡単です。
「なるべく歩く」
というルールを作るだけ。
例えば、「徒歩で◯km(◯分でも可)以内であれば原則歩く」とか、「階段は◯階までだったら原則エスカレーターを使わない」といった感じです。
ちなみに私は徒歩で2.5kmまでは雨の日以外はなるべく歩きます。道路状況によってはそれ以上でも歩きますが、最初はここまでハードル上げなくても、1kmくらいで十分だと思います。1kmが苦もなく歩けるようになったら1.5km、2kmと伸ばしていけばいいわけです。なぜか。
答えは簡単。いきなり走って膝を痛める人は、最初のハードルが高すぎるのです。だったら最初は低めに設定し、できるようになってから徐々に上げていけばいいのです。
よく考えてみてください。
「30分歩く」ことができない人が「30分走れる」と思いますか?
そりゃ頑張れば1、2回はできると思います。でもそれが負担になって、最後は力尽きるのが目に見えています。
自分でもちょっと頑張ればできるところに目標を設定すれば、大抵はできます。もしできなくても、「原則」というようにしておくことで、「次はやってみよう」となります。そうするうちに、努力しなくても自然とできるようになります。これを「習慣化」と言います。要するに、体を動かすことを習慣にしてしまえばいいわけです。
習慣にしてしまい、1日の動きの中で自然にできるようにしてしまえば「めんどくさい」ということもなくなりますね。
ちなみに、私はこのルールを作ってから実際に走るのを始めるまで半年かけました。これは習慣化するだけだったらもう少し前でも良かったのですが、体重が70キロになるまでは膝を痛める恐れがあったのであえて自重したためです。
その間どうしていたかというと、体を動かすのに必要なシューズやウェアを揃えたり、ランニングに関する本を読んでフォームについて勉強したりしていました。
次回は、実際に走り始めてからどうしたかをお伝えします。