みなさんこんにちは、ひでえぬです。
CFP(R)資格審査試験の受付期間中ですね。(郵送分は今日21日の消印有効です)
そこで今回は、CFP(R)資格審査試験の受験する課目数について考えてみましょう。
まず、受験するパターンについて考えてみます。
大きく分けて、全課目受験か、それ以外ということになります。
私のお勧めは全課目受験です。
CFP(R)資格審査試験は課目合格が認められていますので、それも1つの方法ですが、それぞれの科目の内容が、完全に独立しているとは限りません。
例えば、「タックスプランニング」という科目がありますが、税制に関しては、ほかの5課目でも何かしら関わりがあります。ほかにも「金融資産運用設計」と「不動産運用設計」にまたがる問題もあったりします。
なので、どうせならまとめて学習したほうが、知識を関連付けて学ぶことができるというメリットがあります。それに、全課目受験して、仮に何科目か合格点に達しなかったとしても、残った課目を受験して、6課目合格につなげるという方法もあります。
私はこの方法で6課目合格することができました。
だったら皆さん最初から全課目受験するかというとそうではありません。最大のネックは「勉強する時間がとれない」ということです。
CFP(R)資格審査試験に合格するには、400~500時間の勉強が必要だと言われています。
もっともこれは、どこをスタートラインに置くか、また受験者の職業は何か(FP業務に関係する職業についているかどうか)によっても異なりますが、私個人の感覚としては、これは少ない方の時間だと思います。
ですが仮に400時間で6課目合格できるとしても、試験終了後次の試験までの間の約6か月間(180日)で400時間勉強するには、400時間/180日=2.2222・・・時間、つまり毎日2時間以上学習時間を設ける必要があります。
どんなに仕事が遅くなっても、旅行に出かけたとしても毎日2時間机に向かうというのは、絶対無理とは言いませんが、かなり難しいです。もしも勉強できない日があったら、その分をどこかで取り返さなければならないわけですからね。
なので、課目を絞って受験という選択肢が現実味を帯びてくるわけです。
課目を絞って受験するメリットは、
1つの課目にじっくり取り組むことができる
ということですね。
CFP(R)資格審査試験は、とにかく過去問をたくさん解くのが合格への近道だと思います。なので、課目を絞ればその分過去問演習の時間をたくさん取れるので、より合格する確率は高くなるかと思います。
そのような形で1課目ずつ受験するのもありだと思います。CFP(R)資格審査試験の受験者は原則としてAFP認定者ですが(例外あります)、CFP(R)資格審査試験の課目合格はAFPの資格更新のための単位として認められます。1課目につき7.5単位なので2年以内に2課目合格すれば15単位になります。あとは「FP実務と倫理」についての単位を1単位とれば資格を更新できます。
もちろん、余裕があれば2課目、3課目と受験してもいいと思います。
ただ、その場合やってはいけないのは、
時間割が続いている科目を受験すること
です。
その理由はこちらにも書きましたが、
要するに
休憩時間は意外に短い
からです。
というのは、
試験前後の拘束時間が長い
からなんですが、
いずれにしても時間割が続いている場合、食事をする時間はおろか、
一息つくだけでおしまい
ということもあり得ます。
課目ごとの得意不得意もありますし、難易度も結構差があるので、どの課目から受けるかは人それぞれだと思います。
それよりも、例えば1コマ目と3コマ目(金融資産運用設計とライフプランニング・リタイアメントプランニングの組み合わせなど)を選んで受験することで、試験課目の間の時間を有効活用して、次の時間の準備をしたり、集中力を保つためにリフレッシュしたりすることができます。そのあたりを考慮しながら、受験課目を決めたほうがよいでしょう。
最後に、時間割を掲示しておきます。
試験第1日目
- 9:30~11:30 金融資産運用設計
- 12:30~14:30 不動産運用設計
- 15:30~17:30 ライフプランニング・リタイアメントプランニング
試験第2日目
- 9:30~11:30 リスクと保険
- 12:30~14:30 タックスプランニング
- 15:30~17:30 相続・事業承継設計
今までお伝えしたことを踏まえて、受験課目を決めてみてはいかがでしょうか。
では、また。