みなさんこんにちは、ひでえぬです。
引き続いて2科目以上受ける場合について考えてみましょう。
②2課目受験の場合
2課目受験する場合、絶対に避けたいことがあります。それは、
連続した時間の課目を受けること。
つまり、1日で「金融資産運用設計」と「不動産運用設計」とか「タックスプランニング」と「相続・事業承継設計」とかといった具合です。なぜか。
理由は、「後の課目の準備が(当日に)できない」からです。
休憩時間が1時間もあるじゃないかと思われる方もいらっしゃると思うので、実際に試験を受けた時の様子を振り返ってみましょう。
11:30 1課目目終了
11:35 試験場退出(この間答案回収があるため退室不可)
※なお休憩時間は試験会場には入れません(次の試験の準備作業のため)これはFP2級とかもそうですね。
11:45~12:05 昼食
12:10 試験場に入室(入室可能時刻が試験開始20分前なのでこの時間以前の入室は不可)
12:15 2課目目の試験説明開始
このように、余裕はほとんどありません。
2課目目と3課目目の間は昼食の時間を準備に充てられますが、それは試験会場に自習室とか控室がある場合です。あるかどうかは当日にならないとわかりません。(何度も受験していて、試験会場に詳しい人とかは別ですが・・・)
よって、この受験スタイルだと、(その日受験する)2課目目はぶっつけ本番だと思ってください。
それでもいいという方は止めませんが、私個人の経験として、試験直前に問題を解いて慣れておくことはとても重要だと思います。
十分勉強したから当日は体調を整えれば十分と思う人もいます。それも間違いではないですが、直前に解いた問題が出るとかいう話ではなく、慣れておくことでメンタルでやられることを防ぐという効果が大きいのです。
CFP資格審査試験はメンタルでやられると失敗します。時間があれば立て直せる場合もありますが、少なくても2課目(金融資産運用設計と不動産運用設計)に関しては時間はいくらあっても足りないくらいなので、この2つでメンタルやられるともう取り返しがつきません。なので事前の準備が大事なのです。
これは先日のガイダンスでも講師の方がおっしゃっていたので、私が言ってるるわけではないですが、上の理由から100%賛成します。
前置きが長くなりましたが、
- 1日で受ける場合
これは今まで書いたとおり、1課目目と3課目目の1択です。
- 2日で受ける場合
(メリット)
1日目と2日目の中から好きな科目を選択できる
準備にたっぷり時間をかけられる
(デメリット)
2日間拘束されるので、忙しい人には不向き
(最後に不動産運用設計とタックスプランニングが残ったら仕方ないけど。)
2日で受けるのも時間に余裕があればありかもしれません。最後に残ったら・・・と書きましたが、むしろ最初に受けてしまうのも1つの方法ですね。不動産運用設計に関しては、かなり時間に関する戦略が求められます。なので1日1課目にして準備をしっかりやるといいかもしれません。(前日に過去問1回解いてみるとかも効果あるかも)
タックスプランニングに関しては、最初に学習しておいて、ほかの課目に役立てる方法もあります。
休憩時間の使い方について力説したら結構な字数になっちゃったので、3科目以上受ける場合についてはまたまた次回へ。