みなさんこんにちは、ひでえぬです。
先日のCFP資格チャレンジガイダンスで、「1科目ずつ受けるなら何から受けたらよいか?」というテーマについてお話がありました。
講師の方は「得意なものは最後に残す」という方針だったそうです。また、「迷ったらタックスプランニングから」とおっしゃっていて、理由が「他の5課目ですべて税金に関する問題が出るため、基礎を作ることができる」ということで。とても納得しました。
ただ、私個人としては、
「可能であれば6課目全部一度に受けたほうが良い」と思います。
理由としては、
- 認定後は6課目すべてにおいて専門知識が求められる(はずである)。多少の得意不得意は許容されると思いますが、「そこは専門外なので・・・」という言い訳が通用しない。
- 6つまとめて勉強したほうが、体系的に、かつ効率的に勉強できるのではないか。例えば、リタイアメントプランニングにおいて相続の問題が出たりすることもあります。冒頭で述べましたが、タックスプランニングに関してはすべての課目で出題されます。
そうはいっても、6課目すべて学習するのは金銭的にも身体的にもかなりハードです。当日までの勉強だけだったらまだいいのですが、当日がこの上なくハードになります。「可能であれば」とつけたのもそのためです。そもそも6課目まとめて受験するのであれば、少なくても半年前から準備することをお勧めします。
受験される方のライフスタイルも様々なので、それに応じて課目数や受験課目を決めてよいと思いますが、適当に決めてしまっては受かるものも受かりません。試験を受けるうえでも戦略(時間配分など)は重要ですが、課目の選択にも戦略が必要です。
それを踏まえて、受験科目数ごとに考えてみたいと思います。
①1課目ずつ受験する場合
- とりあえずタックスプランニング
(メリット)
すでに何度か出ていますが、税金に関しては他の5課目でも出るので、ここで税金の基本を身につけることができる
(デメリット)
6課目のなかでは比較的勉強量が多い(おそらく2番目か3番目)
☆ここで、ひでえぬが独断と偏見で決めた「CFP資格審査試験の学習量ランキング」を公開したいと思います。
①金融資産運用設計 ②③不動産運用設計・タックスプランニング ④ライフプランニング・リタイアメントプランニング ⑤相続・事業承継設計 ⑥リスクと保険
②③はほぼ同じなので同着とします。あくまで独断と偏見でのランキングです。
ならば。
- 「リスクと保険」から受ける
(メリット)
この科目は比較的学習量が少なめなのと同時に、難易度も若干低めだと思います。噂では、6科目の中では1番取りやすいといわれています。模試や本番での受験者も、2日目の課目の中では一番少なかったと記憶しています。
(デメリット)
他の課目との関連があまりない。またここを受かったからと言って他の課目はもっと難しい。調子に乗ると痛い目に合うかも・・・。
では、合格率を上げるという意味で。
- できる範囲で勉強し、自信のあるものだけを受ける。
(メリット)
合格率が上がる(必ず合格するかどうかは別の話)
(デメリット)
受けなかった課目の内容を忘れてしまうかも・・・つまり、一見効率的なように見えて、実はあまり効率的ではないかもしれません。
-
得意な科目から受ける
(メリット)
まずは1課目合格して弾みをつけることができる
(デメリット)
不合格な時にメンタルのダメージが大きい。また苦手科目が残ってしまい、それが最後の難関になってしまうかも。
- 苦手な科目から受ける
(メリット)
ダメもとで受験して、試験の感覚をつかむのも1つの手かも。きちんと勉強すれば受かるはずなので、それで受かれば弾みがつきます。
(デメリット)
最初の課目でつまずいて、いつまでたっても受からないパターンにはまるかも・・・
ここまでで1000文字くらいの予定でしたが、あっという間に1500を超えたので、2科目以上の場合は次回お伝えします。