みなさんこんにちは、ひでえぬです。
栃木学習センターでの面接授業も2日目になりました。
栃木学習センターは、9時ちょうどに開館します。
なので、9時になれば教室に入れる・・・はずです。
はずですというのは・・・。
今日は9時ちょうどに行く予定が、昼食を買ってから行ったところ、着いたら9時5分でした。
なので、9時ちょうどに開いたかどうかは確認していませんが、行ったらすでに1人いらっしゃいました。
入館したら、ここが今までお邪魔した学習センターと異なるところなんですが、まず事務室に行きます。
事務室で、氏名と受講する科目を伝えると、どの教室で行われるか教えてくれます。
埼玉学習センターなんかだと、入り口に紙が貼ってあって、「心理学実験2 ○○講義室」なんて書いてありますが、ちょっと違うようです。
この段階で事務室の方が名簿にチェックしているので、出席確認を兼ねているんだと思います。規模が小さいと、このほうが都合がいいのかもしれません。
とは言っても、出席確認は各コマごとに行います。
これも埼玉学習センターとは違っていました。
埼玉学習センターでは、小中学校みたいに呼名を行います。
「○○さん」
「はい」
みたいな感じです。*1
栃木学習センターでは、名簿が回されて、そこに〇を付けます。
そんなわけで2日目が始まりました。2日目はこちらについて学んだあと、
観光と交通について学び、あとは観光振興についての成功事例として、石見銀山の紹介がありました。
石見銀山のある大森町では、世界遺産に登録することに対し、「自分たちの生活が壊される」として反対する人もいたそうです。
自然を守り、地域の人の生活を守りながら石見銀山を世界に紹介するため、住民憲章を作りました。
こうして、「自分たちがどうしたいか」をはっきりさせて、観光振興を行ったとのことです。
岐阜県にある下呂温泉では、来訪した観光客の年齢層や人数についての統計を昭和40年代から記録して市に報告していたそうです。
コロナ禍の前はインバウンド振興も好調で観光客も多かったのですが、コロナの影響で外国人が全く来なくなったときに、この統計が役に立ちました。
「日本人の観光客は若者の日帰りが多い」という傾向を見つけ、そこに絞ったマーケティングを行うことにより、2021年の来訪者数が、全国平均が前年度比70%減に対し30%減にとどめることができたとのことです。
観光振興においては、日ごろからこのような意識を持っていることが大切なんだなと思いました。
最後にレポートを書いて、2日間の授業が終わりました。
観光って珍しいものを見て、おいしいものを食べて・・・と単純に考えていたのですが、その背景にはいろいろなものがあるのだということがわかりました。
栃木学習センターへは初めて行きましたが、なんかのんびりした雰囲気で、ほかの学習センターとは違う感じを受けました。
放送大学は各都道府県に学習センターがありますが、もしかすると、こんな感じで土地柄のようなものがあるかもしれませんね。
今学期はたまたま埼玉学習センターの科目が当選しなかったので、各地の学習センターにお邪魔することとなりました。
昨年までは越境受講の制限がありましたが、今年度からはほぼなさそうなので、機会があればまたほかの学習センターにお邪魔してみたいと思います。
では、また。
*1:一昨年くらいはコロナ禍ということで、飛沫対策のため挙手でいいという場合もありました