みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今週のお題「試験の思い出」に挑戦!
試験といえば、中学、高校から最近に至るまで
いろんな試験を受けたので、うまくいったことも失敗したこともあります。
そういえば、
試験日間違えた
っていうのもありました。
これです。
実は今回のお題で真っ先に思い付いたのがこれでした。
とっときゃよかったという気もしますが、もう書いちゃったので今回は除外します。
んで、候補に挙がったのが2つありまして、
- 大学入試でやらかした話
- 高校2年で文転した話
とで迷ったのですが、とりあえず2番にします。
もしかして、1番の話も書いちゃうかもしれません。
「文転」っていまでも使うのかと思ってネットで調べたのですが、使ってるみたいですね。
文転(ぶんてん)とは、理系課程で学ぶ者が、文系課程の専攻に鞍替えする行為を言う。
日本では、高校時点で自らの意思で理数系コースに進級した生徒が、理数系の数学等でつまずきはじめ、大学受験時に志望する学部を、理科系学部ではなく文科系学部にて受験する、といった消極的ニュアンスであることが多い。
(ウィキペディアより)
上の文章では「数学等でつまづく」とありますが、私の場合つまづいたのは
物理
です。
物理は2年生で学ぶことになっており、1年生の時は化学を教わっていました。
化学の場合、薬品の色が変わるとか、化合して別のものになるとか、自分にとっては分かりやすかったんです。
ところが、物理になると、電流とか重力とか、目に見えない力を扱うことが多くなりました。
今考えると、逆にそれが面白いという人もいるかもしれませんが、当時の自分には
ちょっと何言っているのかわからない
という状態でした。
教科担当の先生も、そのあたりの面白さを伝えようという熱意は伝わってくるのですが、肝心の授業の内容が私には伝わらなかったようです。
1学期は何とか我慢してついていき、通知表には10段階で7が付きましたが、2学期になったらもうどうにもなりません。
中間テストはどうしたか記憶がない(多分平均よりは下)のですが、期末試験を受ける段階になって
完全にあきらめました。
それまでは曲がりなりにも試験勉強はしたのですが、物理に関しては
一切勉強しない
と心に決め、その時間を英語などの勉強にあてました。
あわせて、それまで考えてはいたのですが、正式に文転することを決めました。
さて当日。
問題用紙を見ると、やはり
ちょっと何言っているのかわからない(2回目)
のですが、さすがに白紙で出したら職員室に呼ばれるなと思ったので、
解けそうな問題だけとりあえず埋めることにしました。
といっても、何を書いていいかすらわかりません。
ですが、よく見ると2問か3問くらい
これは角度を書くんだな
と思われる問題がありましたので、
30度と書けば1つくらい当たるだろう
と思い、すべて「30度」と書きました。
あとはもうわからないのですが、ア~オのどれかを答える選択問題がやはり3問くらいあったので、
どれか1つはウに違いない
と思い、すべて「ウ」と書きました。
結果は・・・。
とりあえず書いた「30度」が1問正解で5点。
とりあえず書いた「ウ」が1問正解で5点。
10点でした。(100点満点です。念のため。)
のび太かよ。
当然2学期の成績は10段階の2
赤点です。
面白かったのは、通知表のアヒル(つまり数字の2のこと)も赤かったのです。
上の数字みたいに。
現在は成績処理もパソコンで行うので通知表もプリンターで印刷します。当時は手書きで、数字のところはゴムのスタンプだったので、赤いインクで
2
と書いてあって、ちょっと笑ってしまいました。
よくよく考えると笑い事ではなく、年間トータルで赤点だったら進級できません。
ちょっと焦りましたが、結局1学期の7が効き、ぎりぎりで進級はできました。
コロナ禍で学校も休校になり、定期試験も満足にできない学校もあると聞きます。そう考えると、若気の至りとはいえとても罰当たりな行為ですが、案の定社会人になってから天罰が下ります。
以前スキーをずーっとやっていたという話を書きましたが、
スキーって突き詰めると物理の応用なんです。
なので、細かいところの理論がどうしても体で覚えられず、その分限界が見えるのがはやかった気がします。
学問に限りませんが、知識や経験というのはいつどこで役に立つのかわからないものですね。
高校の時に物理をもう少しまじめにやっていたら、スキーももう少しうまくなったかもしれません。
では、また。