みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今週のお題「冬のスポーツ」に挑戦!
私は、社会人になってしばらくは、冬になるとスキーにはまっていました。
最高でシーズンに50日以上滑ったこともあります。
SAJ1級を取ってからはアルペンスキーをやるようになり、毎年、長野県の菅平高原で練習しては、埼玉県の大会に出ました。
正月なんか家に帰らないでずーっと滑ってました。
今は引退して10年以上たっています。
さて、今日は北京オリンピックの男子ハーフパイプの決勝を見てました。
アルペンスキーをやっていた頃は、モーグルやハーフパイプなどのフリースタイル英の競技は
あんなの競技じゃない
と本気で思っていました(つまり馬鹿にしていた)が、競技から離れて、改めて見てみると、相当な難度だなということがわかります。
そもそも、あのパイプの中を滑って降りるだけでも、相当な技術と勇気がいります。
そう、人より早く滑ったり、難しい技を決めるには怪我するかもしれないけど、ギリギリのところまで攻めないと勝てません。頭ではわかっていてもなかなかできないものです。
実際、某スキー場にハーフパイプがあったので行ってみましたが、怖くてリップまで行ってターンすることができませんでした。
つまり難度が高いのは現役の時から気づいてたんだけど認めたくなかったんですね。
そんなことを考えながら、これだけ滑れる選手って素晴らしいなあと思いながら見ていました。私も大人になったんですね。
ハーフパイプの決勝は3回滑って、一番良い点数がその選手の成績となり、点数が一番高い選手が優勝となります。
つまり、2回失敗しても残りの1回で完璧に滑れればいいわけです。
なので1回目はある程度点数を出そうという選手もいましたが、2回目、3回目となるとみんな攻めてます。
「攻めてる」っていうのが画面から伝わってきて、圧倒されながら見ていました。
現地は風が強かったみたいで、運悪くコンディションに恵まれずに力を出せなかった選手、攻めすぎて失敗する選手もいました。
世界トップレベルの技がみられたのもよかったですが、それ以上に選手の勇気がみられたのがうれしかったです。やっぱり何かを成し遂げるために勇気を出して挑戦する姿は、観る者の胸を打ちます。
選手は勝つために滑っているので、納得いかない選手もいるでしょうが、見ている私としては、「オリンピックまできて全力を出したこと」を誇りに思ってオリンピックを終えてほしいです。
オリンピックに出るだけでもすごいことなんだから。
では、また。