みなさんこんにちは、ひでえぬです。
最終回ということでまとめをしようと思うのですが、その前に検算で発覚した重大なミスについてお伝えしますね。
保険の見直しを行う際に必要死亡保障額を算出するのですが、一番大きいのはなんといっても残された遺族の生活費です。
現時点で相談者が死亡した場合、遺族である配偶者の生活費の50%×35年間分(平均余命をもとに算出)で、およそ5000万円になるはずなのですが、何を思ったか1桁間違え、504万と記載。当初は気づかず、検算して初めて気がついて青くなりました。ここまで違うと、もしかすると必要保障額に不足があるかもしれません。そうなると提案書が書き直しになります。
結局計算し直しても必要保障額は保険がなくても賄えるという答えになったため、ことなきを得ましたが、やはり検算は大事です。
それにしても、35年間で504万円って・・・。
1年間で14万円。
1ヶ月1万2千円。
1万円生活かい。
もっと早くおかしいことに気づくべきですね。
その他にはミスはありませんでしたが、検算だけでもきちんとやろうとすると1,2時間はかかります。こういう作業は時間に余裕を持ってやったほうがミスを防げるので、結果として早く終わります。
上の1桁間違えの例ではないですけど、結果によっては提案書の内容を変えなくてはいけないこともあります。また対応後のキャッシュフロー表が間違っていて結局赤字になっていることがわかると、追加の対応策を考えなくてはいけません。
一番怖いのはこのような表の場合、一つ間違えると連鎖的に全部間違ってしまうことです。例えば収入について可処分所得を間違えると何年か分は数字が違ってしまうので、結果が大きく変わってきます。支出に関しては収入に比べれば比較的簡単に計算できますが、変動率の計算を間違えると結果が変わってきます。
そんなこんなでドキドキしながらチェックして、これなら80点くらいは稼げるだろうという状態になったので提出しました。
100点になるまでに仕上げるのも一つの方法だっと思いますが、私の場合CFPの試験申し込みのために必要なので、再提出の時間等も考えるとなるべく早く出す必要もあったので、ある程度妥協しました。
結果は思ったより点数が稼げたのでよかったです。
これからはCFPの試験勉強にエネルギーを注ぎたいと思います。