めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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FP試験対策⑯ スポットレートを使った理論価格の求め方 その1

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

今日は、金融資産運用設計の過去問のうち、債券などで出てくる「スポットレート」の求め方について考えてみようと思います。

 

スポットレートというのは、ものすごくざっくりいうと

債券などで、将来もらえるキャッシュフロー金利や元本など)を現在価値に割り引いたもの

 といったところでしょうか。

 

過去問ではこんな感じで出題されますが、「現在価値に割り引く」ために、複雑な分数の式が出てきます。

 

(例題)
  • 利付債券 ひでえぬ

  • 表面利率 年1.5%

  • 利払い 年1回

  • 市場価格 101.00円

  • 残存期間 4年 

 

スポットレート

  • 1年 0.1%

  • 2年 0.2%

  • 3年 0.3%

 

上記の条件が与えられたとします。

利付債券ひでえぬの市場価格が理論価格と一致するとした場合、4年のスポットレートを求めなさい。

なお、途中の計算過程では小数点以下第5位を四捨五入し、スポットレートについては小数第3位を四捨五入して小数第2位まで求めること。 

 

(解答)

ではやってみましょう。

 

スポットレート(以下式の中では表示の都合上SRと表記します)の求め方は今回のように期間が4年となっている場合、

 

理論価格={\displaystyle\frac{表面利率}{1+SR1年}}{\displaystyle\frac{表面利率}{(1+SR2年)の2乗}}  +{\displaystyle\frac{表面利率}{(1+SR3年)の3乗}}  +{\displaystyle\frac{100(円)+表面利率}{(1+SR4年)の4乗}}

です。

 

なお、この式では「表面利率」は%で、「スポットレート」は小数で表すのがポイントです。

 

つまり、

0.1%=0.001 0.2%=0.002 0.3%=0.003ですので、

求めるスポットレートをxとして式を立てると

 

101.00={\displaystyle\frac{1.5}{1+0.001}}{\displaystyle\frac{1.5}{(1+0.002)の2乗}}{\displaystyle\frac{1.5}{(1+0.003)の3乗}}{\displaystyle\frac{100+1.5}{(1+x)の4乗}} ・・・(ア)

(注 分数の数式内のべき乗表示がうまくできないので、「~の○乗」っていう変な書き方をしていますが、ご了承ください。)

 

101.00={\displaystyle\frac{1.5}{1.001}}{\displaystyle\frac{1.5}{1.002の2乗}}{\displaystyle\frac{1.5}{1.003の3乗}}{\displaystyle\frac{100+1.5}{(1+x)の4乗}} ・・・(イ)

 

ここで、1+x=Xとします。そうすると

101.00={\displaystyle\frac{1.5}{1.001}}{\displaystyle\frac{1.5}{1.002の2乗}}{\displaystyle\frac{1.5}{1.003の3乗}}{\displaystyle\frac{101.5}{Xの4乗}} ・・・(ウ)

 ですね。

式を解くと、

101.00=1.4985+1.4940+1.4866+{\displaystyle\frac{101.5}{Xの4乗}}

 

 {\displaystyle\frac{101.5}{Xの4乗}}=96.5209

 

 

 Xの4乗={\displaystyle\frac{101.5}{96.5209}}=1.0516

ですから、  

X=41.0516

 4乗根はカシオの電卓では√のボタンを2回叩きます。

 

叩いてみると、

X=1.0127=1+x

x=0.0127=1.27%

よって求めるスポットレートxは1.27%となります。

 

とまあここまでは普通の解説なんですが、

 

このあとが私の言いたいところなんですが、かなり字数を使ってしまったので、

つづきは次回にしたいと思います。