みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今日は3月9日ということもあり、今日レミオロメンの「3月9日」を聴きながら卒業された皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
この曲ですが、当初は結婚を祝う曲として作られたようです。
確かに歌詞を見る限り、卒業を直接連想されるものはないと思います。
ちなみにこの曲ですが、私はPVがすごくいい話なので好きです。
(以下ネタバレあります)
実際ビデオの中では結婚式のシーンがメインで進みます。花嫁の妹(個人的に彼女を主人公としたいと思います)がちょうどその日が高校の卒業式という設定で、そのシーンも出てきますが、どちらかというと脇に追いやられている感じで、最初観たときは「卒業式を祝ってもらえなくてかわいそう」と思いました。
最後のシーンで、姉からの手紙とプレゼントを見て、主人公が泣くシーンがあるのですが、それも「姉さんだけは自分のことを祝ってくれたんだ」と思って泣いたのかと思っていました。
確かにそういう意味もあるのかもしれませんが、それだけではない、今まで一緒に泣いて笑った「姉妹の絆」を表していたのではないかと思います。
面白いのは、音楽って、作った人と聴く人で、解釈とかとらえ方がこのように違うことがあるんですね。(音楽に限らないかもしれませんが)
なんてことを書いていて思い出したのですが、自分もよく考えたらこのPVと似たような経験をしました。
妹が結婚した時ですが、自分がビデオ係でした。
この曲のPVでも主人公がひたすらカメラで撮影していましたが、私も食事もそこそこに、ひたすらビデオを撮っていました。
もっとも、これには理由があります。私は3人兄弟の真ん中で、上に兄がいて、下に妹がいます。これがまたどういうわけか、同じ年に兄と妹がそれぞれ結婚することになったんです。
兄が4月に式を挙げて、妹が12月に挙式しました。
そうなると、
「次はあなたね」
と親戚一同に言われるのが嫌だったので、話しかけられないようにひたすら撮影していた(つまり頼まれないのにビデオ係をやっていた)というのが本当のところですが、やっぱり兄弟の晴れの舞台を見ていると、感慨深いものがありますよね。
卒業式のことを書こうと思ったら、なぜか全然違う話になってしまいました。
何はともあれ、今日卒業された皆様、
ご卒業おめでとうございます。
では、また。