みなさんこんにちは、ひでえぬです。
前回に引き続き、今回はコース科目についてお伝えします。
ちなみに、前回の記事はこちらです。
おことわり
本題に入る前に、ひとことお断りしておきたいと思います。
これ以降、特に記載がない限り、「全科履修生」として履修した場合の取り扱いについてお伝えいたします。
というのは、自分が全科履修生なので、それ以外の場合の取り扱いについてはよく理解していないからです。
まあ、個人的には、放送大学に入りたいと思った場合、お試しで科目履修生や選科履修生としてやってみるのもありですが、私のように最初から全科履修生として入学するのもありだと思います。
入学料の差が気になる方も多いと思いますが、その代わり、「10年間はいられる*1」ので、のんびり学習できます。
それに、職場によっては、福利厚生の一環で、入学料が割引になる場合もあるようです。(私は知らずに入学し、入学してから半額になることを知りました。泣)
このあたりはその人の性格にもよると思うので、考えてみて決めた方がいいですね。
本題に戻ります。
- 生活と福祉コース
- 心理と教育コース←ひでえぬの所属はこちら
- 社会と産業コース
- 人間と文化コース
- 情報コース
- 自然と環境コース
コース科目
コース科目には、
- 導入科目
- 専門科目
- 総合科目
の3つがあり、原則として、
基盤科目→導入科目→専門科目→総合科目
の順に学習するのが望ましいとされています。
が、特に縛りがあるわけではないので、私みたいに、入学してから
基盤科目って何?
ってなったとしても特に問題はありません。
ちなみに、科目ごとの難易度の目安を表すために、
- 基盤科目:100番台
- 導入科目:200番台
- 専門科目:300番台
- 総合科目:400番台
の「ナンバリング」が付けられています。(7桁の「科目コード」とは別)
ここまでは知っていたのですが、さらに、
- 初級:10番台
- 中級:20番台
- 上級:30番台
という分類もされているようです。
なるほど。と思い、今まで履修した科目のコードなんかを確認してみたのですが、
だいたいが20番台(中級)でした。
また、主観的な難易度というのは、受講者が、その科目に対して予備知識がどれくらいあるかによっても大きく変わると思うので、まあ、「参考程度」かなと思います。
確かに、
これは導入科目にしては難しいな
とか、
専門科目にしてはやや易しいかな
というのは時々ありましたけどね。
各コースごとに、「履修案内図」というのがあります。
先ほどお伝えした科目ごとの難易度のほかに、系統ごとに整理されているので、これも参考にできるかもしれません。
心理と教育コースのものを載せておきます。
共用科目
放送大学に入学時に6つあるコースの中から、1つを選んで、基本的にはそのコースの科目を中心に学習することになります。
まあ、卒業を目指すのでなければ、好きな科目とっても全然大丈夫なんですけどね。
ただし、卒業を目指すのであれば、自コース(自分が所属しているコース)の科目と、他コース(自分が所属していないコース)の科目をいくつとったかが関係してきます。
「共用科目」というのは、もともとは自コースの開設科目ではないのですが、内容的に自コースの学習内容にも通ずる要素があるようなときに、自コースの科目として扱うことが決められている科目のことです。
たとえば、こちらの科目は「生活と福祉」コースの科目ですが、
私の所属している「心理と教育」コースとも共用となっているため、「心理と教育」コースでも自コースの科目として認められます。
卒業要件
このような形で履修していきますが、卒業要件としては、コース科目は少なくても76単位は必要で、しかもそのうち34単位は自コースの科目である必要があります。
基盤科目が14単位、コース科目が76単位で合計90単位です。卒業には124単位必要なため、あと34単位必要ですが、のこりの34単位はどちらでもいいことになっています。
これが「科目区分にかかる要件」ですが、このほかに、「授業形態にかかる要件」もあります。詳しくはこちらのリンクを参照してください。
ざっくりいうと、
- 放送授業 94単位
- 面接授業*2 20単位
- 授業形態を問わないもの 10単位
で、合計124単位が最低必要となります。
面接授業やオンライン授業は1単位のものが多い上に、面接授業やライブweb授業は抽選があるので、取りたいだけ取るというわけにもいきません。
なので、20単位というのはなかなかハードルが高いというのが、受講してみての感想です。
卒業要件が結構ややこしいように見えますが、システムwakabaでいつでも確認できるので、時々確認しながら、今後の受講予定を考えたりしています。
今回は、コース科目についてお伝えしました。
では、また。