みなさんこんにちは、ひでえぬです。
先日、「エンディングノート」について少しふれました。
あれから1週間たってしまいました。
エンディングノートがどういうときに役に立つかを考えてみたいと思います。
今回購入したのはこちらです。
この中にも書かれているのですが、「エンディングノート」というのは、書いた人が亡くなったときだけに役立つものではないのです。
たとえば、
- 入院してしまい、家のことをほかの人に頼まなければならないとき
- 財布や定期入れを落とした時
- 保険の見直しをしたいとき
3に関していうと、保険の見直しだけではなくて、それこそFPに相談するときなんかでも、基礎資料として使えると思います。もっとも、あくまで「基礎資料」ということであって、実際にライフプラン表なんかを作るとなると、もうちょっと細かいデータが必要になりますが、何もないところからスタートするよりはかなりやりやすいと思います。
というわけで、まずは「資産」について書く欄が設けられています。
預金や不動産、保険など。あとはクレジットカードについても記入することができます。クレジットカードについては、最近はインターネット上で毎月の支払額がみられたりしますが、それについてのIDを記入する欄があります。
インターネットといえば、各種サイトのIDを記入する欄も別に設けられています。
問題はパスワードをどう管理するかで、エンディングノートに書いてしまうと、だれが見るかわからないので悪用されてしまう可能性があります。そのため、ここには書かないで別に管理することが推奨されています。
この辺りは工夫次第と言ってはそれまでかもしれませんが、ここがエンディングノートの限界かもしれませんね。
もちろんそのあたりはコクヨさんも考えていまして、裏表紙にはCD-ROMやSDカードを入れるケースがついています。デジタルデータはこちらにまとめて管理しましょうということのようです。
後半に入ると、家族や友人・知人、はてはペットについてなど、個人的な内容を記入する欄が用意されています。
さらに進むと、「介護」や「葬儀」についてどうしてほしいか、財産をどのように処理したいかなどについて書く欄があります。
だんだん、「エンディングノート」らしくなってきた感がありますが、あくまでも「遺言書」ではないので、法的な効力はないことに注意が必要です。ですがここに書いておくことで自分の考えがまとまってくると思うので、遺言書を書く際に役に立つと思います。
こんな感じでいろんなことを書くことができるので、書くのが大変だと思うかもしれませんが、心配いりません。
いっぺんに書く必要はないからです。
むしろ、気が付いたときに少しずつ書いていった方がいいと思います。
たとえば、
- 年末調整の手続きをするときに保険について整理する
- カード会社から請求が来た時に、クレジットカードについて整理する
- Webサイトについては、使ったときに記入しておく
などです。
特にWebサイトなんかは、重要だけどあまり頻繁に使わないサイトもあって、そうするとIDなんか忘れていたりします。
私の場合、新幹線などをネット予約するサイトです。結構大事ですが、コロナ禍ということもあり、そんなに頻繁には使いません。今は年に3,4回といったところでしょうか。
つまり3,4か月に1回の計算になりますが、これくらいの頻度だと、IDが思い出せず、使うたびに「IDを忘れた場合」をクリックして・・・となりがちです。そうなるとたいていの場合パスワードも再設定する必要があります。
んで、再設定したら、「以前のものは使えません」といわれて、適当に設定したらあとでわからなくなる・・・というパターンにはまる私です。なにやってるんでしょうか。
こまめにつけておくことで、こうしたことも防げますし、継続することでやがてきちんとした形になると思います。
ところで、どうして1週間空いてしまったかというと、別に忘れていたわけではないんです。
今お伝えしたような話を先日したところ、聴いた人が
それはいい話をきいた。
じゃあ、
それ譲ってくれ。
と言われたので
あげちゃいました。
んで、買い直したので、1週間たってしまったんですね。
しかし、単純だねえ、自分。
では、また。