みなさんこんにちは、ひでえぬです。
簿記3級の勉強ですが、テキストはすでに2周終わって3周目に入っています。
前半部分はほぼ理解しました。当然と言えば当然なのですが、後半になるにつれ難しくなります。
1つなかなか理解しにくいところがあって、練習問題を解いても
?
な部分が消えないので、ネットで調べてみました。
いくつか調べて、やっと理解してきたので、確認がてらちょっと買いてみたいと思います。
前払費用・前受収益と未払費用・未収収益についての処理の仕方がどうもうまく頭に入ってこないんんですね。
そこで、3つの時点に分けて考えることにしました。
まずは前払費用についてみてみましょう。
(例題)
(株)ひでえぬは、2020年12月1日に、B社に対し建物の家賃1年分300,000円を現金で支払った。このときの仕訳について答えなさい。(決算日は3月31日)
(解答)
①家賃支払時(2020年12月1日)
借 方 貸 方
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支払家賃 300,000円 現金 300,000円
支払家賃(費用)の発生に伴い現金(資産)が減少する。この時点では翌年度分も含めて、全額が支払家賃として整理されています。
②決算時(期末) 2021年3月31日
借 方 貸 方
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前払家賃 200,000円 支払家賃 200,000円
①で処理した支払家賃300,000円の内訳は決算時(期末時点)では以下のとおりとなります。
当期の費用の対象(支払家賃として処理)
2020年12月1日〜2021年3月31日(4ヶ月)
300,000円×4ヶ月÷12ヶ月=100,000円
翌期の費用の対象(前払家賃として処理)
300,000円×(12−4ヶ月)÷12ヶ月=200,000円
となりますので、12月にもらった300,000円のうち200,000円を支払家賃から前払家賃に振り替える仕分けを行います。
③翌期首 (2021年4月1日)
借 方 貸 方
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支払家賃 200,000円 前払家賃 200,000円
決算が終わり、次の期に入りますと、②で振り替えた200,000円は「当期に支出する(かもしれない)費用」となりますので、「支払家賃」に戻します。(会計上の位置付けはちょっと違うかもしれないけど、とりあえずこんなふうに理解しました)
イメージを図に書くと、こんな感じになります。
ここまで書いてみて、理解できなかったわけがわかりました。
解説では、上で言うところの②からスタートしていました。
ある程度理解している人であれば、それでもわかるのかもしれないのですが、簿記の素人からすると、
?
と言うことになったのだと思います。
「最初の取引から順を追って考える」というのが大事なのかもしれませんね。
このあと、前受費用や未払費用・未収費用についても考えてみたいと思いますが、けっこう字数がかかったので、それはまたの機会にしたいと思います。