めざせ1級FP&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFPからのFP1級を取得したばかりのひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

簿記3級シリーズ④ 未収収益について

 

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

前回の未払費用に引き続いて、今度は未収収益について考えてみようと思います。

  

(例題)

(株)ひでえぬは、2020年6月1日に、B社に対し、400,000を年利3%、期間1年で現金により貸付け、貸付金の1年分の利子12,000円については返済時に現金で受け取ることとした。このとき、4つの時点での仕訳について答えなさい。なお、(株)ひでえぬの決算日は12月31日である。

①貸付時(2020年6月1日)

②決算時(2020年12月31日)

③翌期首(2021年1月1日)

④返済時(2021年5月31日)

(解答)

①現金を貸付していますので、貸付金勘定を用いて以下のとおり処理します。

これは別に何のひねりもない仕訳ですね。

 

     借   方       |     貸   方      

 貸付金(資産)   400,000円   現金(資産)    400,000円

 

現金を貸し付けたことにより、現金(資産)が減り、貸付金(資産)が増えたということになります。

 

②決算時(2020年12月31日)

まだ受け取っていない利息(返済時に受領)のうち、当期に属する部分(つまり、すでに経過した7か月分)の利息について、「未収利息(資産)」として計上します。

 

     借   方       |     貸   方      

 未収利息(資産)    7,000円  受取利息(収益)   7,000円

 

この時計上するのは、利息の総額12,000円のうち、7か月分ですので、

 

12,000円×7か月÷12ヵ月=7,000円

 

となります。

本来であれば(利息を受け取っていれば)「受取利息(収益)」として計上すべきものですが、まだ受け取っていないので、「未収利息(資産)」に振り替える処理が必要になります。

 

③翌期首(2021年1月1日)

未払費用の場合と同様に、再振替仕訳(逆仕訳)を行います。

 

     借   方       |     貸   方      

 受取利息(収益)   7,000円  未収利息(資産)  7,000円

 

④返済時(2021年5月31日)

この時に元本と利息を合わせて現金を受け取ります。

 

     借   方       |     貸   方      

 現金(資産)     412,000円   貸付金(資産)  400,000円

                    受取利息(収益) 12,000円

 

 

図に書くとこういった感じ。

 

未収収益

 

まとめ

  • 貸付地(2020年6月1日)及び返済時(2021年5月31日)には通常どおりの仕訳を行う
  • 決算時には当期分の利息を未収計上する
  • 翌期首にはかならず再仕訳を(逆仕訳)行う

 

これらがポイントとなります。

今まで見てきたところからわかるように、

 

  • 未払・未収の場合には、当期分の未払(未収)分を決算時に計上し、翌期に再仕訳(逆仕訳)を行う。
  • 前払(前受)の場合には、決算時に翌期分の前払(前受)分を計上し、翌期に再仕訳(逆仕訳)を行う。

これが主な違いとなります。ここを混同しないように注意したいものですね。