7みなさんこんにちは、ひでえぬです。
以前、放送大学のカリキュラム変更についてお伝えしました。
放送大学の授業というのは、授業の形態によって
- 放送授業
- 面接授業・オンライン授業(ライブweb授業もこちらに含みます。)
の2つに分けられます。それぞれの単位数の上限が決められていますが、「どちらでもいい枠」もあって、その範囲内で調整できるようになっています。
今回の改正は、その「どちらでもいい枠」が拡大されたというものです。
なお、卒業に必要な単位数は変わっていないので、増えた分は「放送授業」の枠が削られています。
変更した場合メリットはあってもデメリットはなさそうなので、機会があれば変更しておこうと思っていましたが、
通信指導の提出期限が迫っているので、念のためにシステムwakabaを開いていろいろいじっていたところ
こちらの画面に気づきました。
なるほど。
今は移行期間中なんだ。
せっかくだから、今のうちに移行手続きをしておこう。
移行手続きもシステムwakabaからできるようです。
その前に、卒業要件がどのように変わるかを見てみましょう。
放送大学の卒業要件には、「科目区分にかかる要件」と「授業形態にかかる要件」がありますが、今回のカリキュラム変更は「科目区分にかかる要件」には関係ない*1ので「授業形態にかかる要件」を見てみましょう。
赤い数字に着目しますと、放送授業の不足単位数が32単位で、2学期4単位履修中なので、これが取れたと仮定すると(見込)、旧カリキュラムだと面接授業(オンライン授業・ライブweb授業を含みます。以下同様)の枠は使い切ってしまっているので、「どちらでもいい枠」を2枠消化された結果、あと8単位しか面接授業を取ることができません。
一方、放送授業はあと28単位取らなくてはいけません。
新カリキュラムに移行した場合の表がこちらです。
面接授業の枠はそのままですが、放送授業の枠が20単位減ってその分がどちらでもいい枠に振り替えられていますので、放送授業を8単位取れば、あとの28単位は好きな授業形態を選ぶことができます。
このように、新カリキュラムに移行した方がより多様な授業形態を選択することができるというのが今回のカリキュラム変更のポイントのようです。
問題なさそうなので、さっそく申請してみました。
この後届いたメールによると、結果の通知は1月中旬だそうです。
今回は、カリキュラム変更についてお伝えしました。
では、また。
*1:なお、2015年度以前に全科履修生として入学された方で、2009~2015年度のカリキュラムが適用されている方は、カリキュラム移行手続きを行うと、「授業形態に係る要件」だけでなく、「科目区分に係る要件」も変更となりますので、ご注意ください。