みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今週のお題「夏に見たい映画」に挑戦!!
っていうか、「夏に見てきた映画」をご紹介します。
2学期に放送大学で履修する「アメリカの芸術と文化」でエルヴィス・プレスリーについての講義もあるので、予習がてら見てきました。
結構前(7月1日)から公開していたせいか、埼玉県では上映している映画館がなく、千葉県まで行って見てきました。
放送大学の授業ではエルヴィスの生涯についてはほとんど触れないので、予習というか講義の補完といった方がいいかもしれません。
エルヴィス役のパフォーマンスも良かったし、彼の音楽的なルーツとか、デビューした時の衝撃と言うのも伝わったと思います。(といっても私はエルヴィスがデビューした時には生まれてませんけどね。)
ただ、語り手がマネージャーの大佐で、大佐視点で進むと言うのは果たしてどうだったのかなと思います。悪くはないですが、個人的には他の視点で観たかったです。
私は映画はあんまり見ませんが、今回のような音楽が関係する映画は意外と好きです。
例えばこちら。
DVD持ってます。あらすじはこちらをご覧ください。
1930年代のブルースギタリストであるロバート・ジョンソンのある「伝説」を題材にした映画です。
この作品の見どころはラストのギターバトルと言われています。
(ここからちょっとネタバレ)
確かにそうですが、私の一番好きなシーンはそのちょっと前、旅先で出会った少女と別れたときにウィリーが「失った女性を想う男の悲しい気持ちこそがブルースなんだよ」と主人公に教えるところです。つまり、音楽はテクニックだけじゃダメということ。これがこの作品のキモなのかなと。ここがわからないと、ラストのギターバトルは
ちょっと何やってるのかわからない
ということになります。
実際そういうレビューをよくみますが、これは肝心なところが理解できなかった(観る側の問題)か、理解できたけど感情移入できなかった(作り手の問題)かのどちらかだと思います。
まあこれは仕方ないというか、今の人には伝わりにくいかもしれませんね。なんといってもギターソロ飛ばしちゃうんだから。
(ちょっと話がそれましたがネタバレ終わり)
もう1つはこちら。あらすじもこちらからどうぞ。
これはBeatlesの「yeaterday」という曲をモチーフにした音楽映画ですが、パラレルワールドものでもあります。
(以下ちょっとだけネタバレあり)
この作品は主人公の演奏(すべて本人が実際にプレイしているらしい)もそうですが、最大の見どころは、ビートルズのパクリ(言い方悪いけど)であることがばれそうになってからの結末です。
あと、主人公が行っちゃった世界にも実はジョン・レノンはいました。彼はミュージシャンにならなかったため成功しなかったけど、その代わり暗殺もされずに70年以上生きていました。今回「エルヴィス」を観ましたが、もしもエルヴィスもデビューしなかったら40代で亡くなることもなかったかもしれません。その代わりお母さんにピンクのキャデラックを買えたかどうかもわかりませんけどね。
(ネタバレ終わり)
今回は「今週のお題」についてお伝えしました。
では、また。