めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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「今週のお題」からの・・・

今週のお題投げたいもの・打ちたいもの」に挑戦!!

 

・・・しますが、実は、別に投げたいものも打ちたいものも

 

特にございません。

 

なので、ちょっとひねって、こんな問題を出してみましょう。

 

藤井聡太竜王などの活躍で、将棋に注目が集まる機会が増えました。

 

デビューからの29連勝などは各メディアが広く取り上げて大きな話題になった。藤井の活躍により将棋ブームが起こり、社会現象的な人気は「藤井フィーバー」とまで呼ばれている。

Wikipedia藤井聡太」の項より)

 

 

それを見て、

 

自分も将棋を打ってみようかな

 

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ちょっと待ってください。

 

さて、問題です。

上の文章には、

1か所大きな間違いがあります。

 

おわかりになりますか?

 

え?簡単すぎる??

そうですか・・・。

 

知らない方もいると思うので、いちおう正解をお伝えしますね。

 

×自分も将棋を打ってみようかな

〇自分も将棋を指してみようかな

 

将棋をプレイすることは「打つ」とは言わずに、「指す」といいます。

一方、囲碁をプレイすることは「打つ」といいます。

 

どういうことでしょうか。

 

将棋の場合、開始前に40枚の駒を並べて、先手から駒を動かします。

囲碁の場合は、何もない盤の上にいきなり碁石を置きます。

 

この動きの違いが言葉の使い方の違いとリンクしているようです。

 

つまり、将棋のように盤上の駒を動かしてゲームを進めるのを「指す」といい、囲碁のように盤外から持ってきて盤上に置くことを「打つ」というのです。

なので、将棋の場合も「打つ」という場合もあります。

そう、とった駒を駒台から盤上に置く場合ですね。

 

将棋の特徴として、「相手から取った駒を持ち駒として活用することができる」というものがあります。これは、将棋とルーツが同じといわれているチェスなどにはない独特のルールで、諸説ありますが、遅くても16世紀後半にはルールとしてあったようです。

 

棋士の呼び方

藤井聡太さんは段位は九段です。将棋の棋士は、一般に「氏名+段位」で呼ばれますが、タイトル保持者については段位の代わりに「氏名+タイトル名」で呼びます。

冒頭で書いたように、現時点(2023年3月26日現在)では「藤井聡太竜王」と表記するのが正式とされています。

ですが、ご存じのように彼は竜王のほかに王位・叡王棋王・王将・棋聖と、あわせて6つのタイトルを持っています。(2023.3.27現在)なのにほかのタイトルを全部無視して「竜王」と呼ぶのはなぜでしょうか。

 

Wikipediaに答えが書いてあるので載せちゃいますが、

 

ja.wikipedia.org

 

要は各タイトルは序列が決まっていて、中でも「名人」と「竜王」は別格とされています。なので、竜王・王位・叡王棋王・王将・棋聖の6冠を所持している場合、「六冠」とは言わず、単に「竜王」となります。

じゃあ、8大タイトル全部取ったらどうなるの?

正解は・・・。

 

藤井聡太竜王・名人

となります。

 

ただし、名人と竜王以外のタイトルを複数所持した場合は「二冠」「三冠」などと言います・・・って書こうと思ったら、最近は「王位・棋聖」というようにタイトル名を列挙するみたいです。*1

 

www.shogi.or.jp

 

 

将棋を見る楽しみ

将棋を観戦するのも、結構楽しいです。

今は、ネットなどでもタイトル戦の中継を行っており、様々な棋士が楽しくわかりやすく解説しています。

そんな感じで将棋を見ながら楽しむ人たちを「見る将」といいますが、私もその一人です。

 

今日は、「今週のお題」から、むりやり「将棋の豆知識」に持っていきました。

 

では、また。

*1:というのは日本将棋連盟での呼び方で、新聞では単に「六冠」「二冠」などと言う場合もあるようです。