みなさんこんにちは、ひでえぬです。
リボ払いについての記事ですが、3回目になりました。(予告も入れると4回目?)
ひっぱり過ぎで申し訳ありません。
今回はいよいよまとめです。
ここまで、リボ払いについていろいろお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
ここで、リボ払いのデメリットとメリットを見てみましょう。
(デメリット)
まず、なんといっても手数料が高いことです。
今回、年利15%で計算しましたが、実際この利率を採用している場合が多いです。
今の超低金利時代に、15%というのはある意味異常な数値です。(それじゃなくても安くはありませんが)
試しに元金1万円に対し、1日当たりの手数料を調べてみましょう。
10,000円×1日×15%÷365日=4.109・・・
たった1日で4円以上つきます。
1か月30日として1月で123円、さらに元金が10万になると1,232円/月です。
しかも完済するまで手数料が増え続けます。
手数料が増えすぎるとどうなるか。もちろん、支払総額が増えますが、それだけでは済まない場合もあります。
元利均等方式の場合、毎月の支払額は変更しない限り同じなので、もしも手数料の月額が毎月の支払額を上回ってしまった場合、元金は1円も減りません。
一度そうなると、毎月の支払額を増額しない限り、いつまでたっても手数料だけ支払い続けることになります。
なので、元金の残高を把握しなければいけませんが、今まで見ていただいた通り、これが結構わかりにくいです。(特に元利均等方式の場合)
ただでさえ、手数料の計算は電卓がないとできないレベルなのに、さらに追加で買い物をしたらもっと複雑になります。
元金均等方式の場合、残高の把握はやや簡単ですが、それでも途中で買い物をするとややこしくなります。
リボ払いは便利な制度で、実際使っていると、普通にクレジットカードで買い物をしているよりも「私は毎月の返済額を管理しています」的なイメージがありますが、実際は、リボ払いの方が余分なコストを支払っていることになります。
それというのも、
リボ払い=借金
ですから。
借金だから絶対ダメというわけではないですが、借金をする以上、リスクに対する最低限の知識は必要だということがお分かりかと思います。
では、リボ払いにメリットはないのでしょうか。
(メリット)
最大のメリットは、
毎月の返済額を自分でコントロールできる
ということです。
今はお金がないけど、3か月後にはまとまったお金が入るから・・・なんて場合には選択肢の1つになり得ます。
(ただしほかの選択肢もあります。)
また、銀行の残高に応じて、返済額を上下させることもできます。
それにより、残高不足で引き落としができなくなるという事態を防ぐことができます。
(結局、リボ払いってどうなの?)
リボ払いについて、メリットとデメリットをあげてみました。
デメリットをリスクとして考えると、正直なところリスクの方が大きいと思います。
また、メリットがないわけではありませんが、リボ払いでなければ得られないというわけでもないと思います。
なので、万人に勧められるものではないというのがひでえぬの結論です。
では、絶対に使ってはいけないものなのでしょうか。
リスクを承知の上で、どうしても他に方法がないというのであれば、利用するときに
いつ完済するか
を決めましょう。
今までお伝えしたように、仕組みがわかっていれば、ある程度自分で計算してリスクを把握することができます。
いくら返せばいつ終わるのか、手数料はいくらなのかを事前に把握したうえで、それでも自分にとって利益があると思えるのであれば、利用してもいいのかなと思います。
ただ、先ほど「選択肢の1つ」とお話ししたように、他にも選択肢があります。
一番いいのは、「ボーナス払い」を利用することです。
一般的に、ボーナス払いなら手数料はかかりません。
ですが、何でもかんでもボーナス払いにしてしまったら、それはそれで後が大変なので、あくまでも計画的に利用しましょう。
ま、個人的には、前回のウクレレくらいの金額でしたら、リボ払いは使う必要はないと思います。
んじゃなんで使ったのかって?
ポイントが還元されるから、黒字になるんです。
ポイントが付くのは最初の1回だけだから、おそらくもう使わないと思います。
やっぱ年利15%はおっかないっす。
では、また。