めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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AFP研修体験記②

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

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それでは、提案書作成についてお伝えしたいと思います。

 

提案書作成は大きく分けて、3つのことを行います。

 

①与えられたデータを元に、現状のキャッシュフロー表を作成する。

②①で作成したキャッシュフロー表を分析し、問題点を抽出する。あわせて改善案を記載した提案書を作成する。

③提案書の内容を元に、改善後のキャッシュフロー表を作成する。

 

つまり、キャッシュフロー表を2種類(現状のものと改善後のもの)、そして提案書を作成することとなります。

 

 

 

作成方法ですが、私は時間をかけたくなかったので、付属の「作成の手引き」をパラパラ見ながらまず現状のキャッシュフロー表を作り始めちゃいましたが、時間をかけたくないのであれば逆に手引きはしっかり読んだ方が良いです。

 

っていうのは、キャッシュフロー表に掲載する数字には前提条件がいろいろあります。例えば、収入に関しては所得税計算に際して復興特別所得税を考慮するのかしないのか、(今回はしない設定でした)支出に関しては変動率をどの数値に対して適用するのか、またそもそも数字を何円単位で算出するのか(ちなみに今回は千円の位を四捨五入して万円単位で算出しました)、これらのことは最低限見ておかないと、あとで全部やり直しになります。そうなると結構な時間のロスになります。

 

キャッシュフローは支出の項目から入力したほうがやりやすいです。(「手引き」もそのように書いてあります。エクセルで作成するので、関数が使えるならば、変動率がある数字などは式を入力しておいたほうがいいです。最低限年間収支は単なる足し算なので、sum関数を入力してから作業しましょう。

 

この辺りのことはいずれ機会があれば特集しようかと思います。

 

支出の入力が終わったら、次は収入の入力です。こちらは簡単そうで結構厄介です。

 

というのは、可処分所得の計算が結構面倒だからです。

 

可処分所得の算出式は

可処分所得=給与収入ー(社会保険料+税金)

ですね。今回の課題では、社会保険料は「総収入の〇〇パーセントとする」と決められているので意外と簡単だったのですが、問題は税金の方です。

 

それでも、復興特別消費税は考慮しないのでまだ簡単な方なのですが、ライフステージの変化によって所得控除額が毎年変化するので、それを漏らさないようにすることが必要です。

 

そして税金(所得税+住民税)を計算するのですが、給与所得の計算や、税額の計算は結構大変です。キャッシュフロー1枚につき何十回も計算しなくてはいけないので、これも計算シートを作ったほうが早いです。私は1時間くらいかかりましたが、慣れている人はもっと早くできるかも。

 

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いちいち電卓叩いていると、間違いがあって計算し直すときに大変なことになりますからね。

 

また、退職して年金受給年齢になると、まず年金の計算をきちんとしなければいけません。

 

年金に関しては私はあまり得意ではないので、ここは苦労しました。

 

そもそも何歳からもらえるのか?(もちろん生年月日によって決まります)年額いくらなのか?もらえる年金は?厚生年金は?遺族年金は?(今回の課題は旦那さんが先立つことになっているため、奥さんに遺族年金が発生します)

 

で、年金を受給しているときも税金は発生するので、やはり計算シートを作って計算しました。

 

退職所得については1回しかもらわないから、これは電卓でもできるかな。私は一応シート作ったけど。

 

それらをきちんとチェックしながら、キャッシュフロー表を作成します。

 

次回は、キャッシュフロー表を見ながら提案書をどのように作っていったかを振り返ってみます。