みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今日は、自宅で行政書士試験の過去問を解いていました。
5者択一の問題集は3周目が終わりそうです。
4周目は少しペースを落として、2か月くらいで1周出来るくらいにしようと思います。
その分、記述式問題の数を増やす予定です。
この後は、記述式問題の練習を中心に、知識の抜けているところをチェックして、その穴埋めを中心にやっていって、9月下旬の模試に備えたいと思います。
なぜ記述式問題の練習を中心にするかということですが、最大の理由は
点数が取れていないから
です。
今まで、だいたい50問くらい解いてみましたが、1問あたりの平均点数がなんと!
5点
です。
ちなみに10点満点ではなくて20点満点です。
4分の1しか取れないんじゃあ、ほかが多少良くっても合格どころの騒ぎではありません。
そこで重点的に練習するんですが、行政書士試験の記述式問題は文章力というよりかは「キーワード」が重要になります。
文章力は最低限意味が分かればいいのですが、キーワードが抜けていると点数がもらえません。もっとも、採点基準が公開されていないので、文章の内容によってはもらえるかもしれませんが、重要となるキーワードは条文や判例のとおり書かないと点数がもらえない可能性が高いというのが個人的な見解です。
例えば、時効の完成が止まることを時効の完成猶予とか更新とか言います。
ざっくり言うとストップウォッチを一時的に止めるのが時効の完成猶予で、1回リセットして最初からスタートするのが更新です。ですが、「時効を一時的に止める」とか「リセットする」と書いても、文章の意味があっているからといって点数がもらえる保証はないので、ある程度条文の単語は覚える必要があります。
一見大変な作業のように見えますが、ここで整理した知識は択一式の問題を解くときにも役に立ちますので、地道にやれば択一式の問題を解くときにも役に立つと思います。
あとは問題できかれていることをちゃんと理解するのが重要になります。
問題文できかれていることがいくつあるのかを問題文を落ち着いて読んで理解する必要がありますが、たいていの場合は2~4つの場合が多いです。さっきの時効の場合だと、きかれているのが
- 催告があったときに一定期間だけ時効が完成しないこととなるが、これを何というか。
- それはどのくらいの期間か
という場合、それぞれ答えは
- 時効の完成猶予
- その時から6か月
となります。なので、
「時効の完成猶予といい、その時から6か月の間は時効が完成しない。」(31字)
って書けば(たぶん)正解だと思います。
ちょっと字数が少ないので実際の問題はもうちょっとキーワードが増えると思いますが、これで正解で、配点が各10点だとすると、「6か月」と書ければそれだけで10点もらえる可能性があります。
ただ、過去問と同じ問題はまず出ないと思うので、問題が変わっても対応できるように、文章を書く力よりも、文章を読み解く力をつける、というかたくさん読んで慣れる必要がある気がします。
大抵の問題はきかれていることが3つ以上あるので40字程度に収まらない場合も結構あります。その場合は文章をうまくまとめる必要もありますが、これも文章力というよりは慣れなので、やはり数をこなすのが近道かと思います。
今のところは手探りですが、1か月くらいしたら、この作戦がどうだったかを振り返ってみたいと思います。
今回は、行政書士試験の記述式問題について考えてみました。
では、また。