みなさんこんにちは、ひでえぬです。
毒物劇物取扱者試験の準備も、地道に続けることができています。
今日は、令和3年度の東京都の試験問題を解いてみました。
- 法令:13問正解(全20問)正答率65%
- 基礎科学:8問正解(全15問)正答率53%
- 実地(性質・貯蔵・取り扱い方法等)20問正解(全40問)正答率50%
合計 41問正解(全75問)正答率54%
結果は・・・
不合格です。
各分野の正答率は5割以上ですが、全体での正答率が6割を下回っているため、このような結果になります。これが本番じゃなくてよかった。
まあ実際は過去問だし、来月受験するのは埼玉県の試験なので、あくまでも参考程度ですが、あまりいい傾向ではありません。
問題を解いた感想ですが、全体を通じて
難しい
というのが第一印象です。
特に、基礎化学、実地とも、聞いたことのない物質(それもカタカナがたくさんかいてある)がたくさん出てきます。
1,1-エチレン-2,2'-ビピリジニウム=ジブロミド
って何?
っていう感じです。
実地に関しては、埼玉県の過去問も(ざっと見た感じでは)聞いたことがない物質は出てきます。
問題は、どう対応するかですが、
考えた結果、
聞いたことがない物質が出てきたら、
推測で答える
ことにします。
それだけでは単なる運任せだし、そもそも「対策」といえる代物ではありません。
対策としては、
- 「法令」を完璧にして、満点を目指す
- 見たことがある物質については答えられるようにする
ということで、点数アップを狙いたいと思います。
法令を満点でクリアできれば、その分貯金ができます。
実地についても、「ピクリン酸」とか、「クロロホルム」とか、よく出る物質については大丈夫にしておけば、そこで点数を計算することができます。ちなみに、ナトリウムやカリウムもよく出ますが、幸いなことにこれらは危険物(第三類危険物)な上に結構わかりやすい性質なので、ほとんど間違えたことがありません。間違えたのは炎色反応くらいかな。
これからは、そういった得意な分野を広げることに力を入れたいと思います。
ところで、聞いたことがない物質について、「推測で答える」とお伝えしましたが、単にあてずっぽうではありません。(と思う)
化学知識がある程度あれば、推測できることも結構あります。
やや簡単な例ですが、
問題文に「水と反応して塩素を放出する」とあれば、化学式の中にClが含まれると予想できます。
また、スルホ○○とかいうものは「おそらく硫黄が入っているな」ということくらいは想像できます。
これくらいの知識があるだけでも、ある程度は正解が導き出せるので、聞いたことがない物質をいちいち覚えても出題される可能性は低いですし、すでに覚えたものも忘れてしまうかもしれません。
だったら、今までの知識を洗練させた方が効率がいいと思います。
もっとも、埼玉県の試験に関して合格基準が公表されていない(少なくても私は入手できない)状況なので、結果はどうなるかわかりません。
試験までの日数が限られているので、この方法で勝負したいと思います。
では、また。