みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今日は、宇都宮に継続教育研修に行ってきました。
埼玉からJRで宇都宮に行きまして、宇都宮駅西口からバスに乗ります。
駅前の通りをまっすぐ行くだけなのですが、何せ
5㎞近くある
そうなので、さすがに歩きは断念しました。
バスは宇都宮駅からひたすら西に進みます。
東武宇都宮駅を越え、
東武ホテルを通り過ぎ、(昨年ここで1級FPの実技試験を受けました。)
作新学院の前を通り、(以前ここで危険物取扱者試験を受けました。)
本日の会場「コンセーレ」に到着です。
開始時間まで間があるので、中にある「蓮」さんでラーメンをいただきました。
お昼時ということもあって、結構賑わっていました。
あれ?麺が写っていない!
チャーシューが大きいからですね。
ちなみに、麺はちぢれ麺でした。
ごちそうさまでした。
食べ終わるとちょうど13時でした。
受付を済ませ、席に向かいます。(コロナ対策のため、座席は指定席でした。)
今回のテーマは「がんの最新治療と保険商品」ということで、正直なところ全くの専門外です。「がん保険」についても、CFP(R)資格審査試験で出る程度のこと、たとえば免責期間があるとか、しか知りません。
じゃあなんで申し込んだのかということですが、FPとして知りたいというよりは、1個人として知っておきたいという考えからです。
今では2人に1人がかかると言われていますからね。
いつ自分がかかるとも限りません。
講義はまず、「がんはどんな病気か」という話から始まりました。
恥ずかしながら、「がん細胞が悪さするんでしょ?」くらいの知識しかありませんでした。(おい・・・。)
まあそれは間違いではないんですが、がん細胞は全身どこにでもあらわれます。どこに現れるかで「胃がん」とか「肺がん」とか言いますが、現在では肺がんによる死亡率が最も高いそうです。また、年齢や性別により、どこにがんができやすいかが違います。
「悪性新生物」と「上皮内新生物」の違いはご存じですか?私は今日まで詳しくは知りませんでした。
イメージとしてはこんな感じです。
説明はこちらが詳しいです。
FPとして最低限知っておかなければいけないことは、たとえば保険料の支払い要件に該当するかどうかを判断するとき、「がんと診断されたとき」の「がん」とは何かというのが契約によって違うことに注意が必要ということです。
約款を見ると、「悪性新生物と診断確定されたとき」と書かれたり、「悪性新生物(上皮内新生物を含みます)と診断確定されたとき」と書かれたりします。下線部の記載があるかないかで、がんの定義が大きく変わるので気を付けないといけませんね。
後半は、がん保険の変遷と保険のバリエーションについてのお話がありました。
私がCFP(R)資格審査試験の勉強をしていた頃は、生命保険で入院給付金の計算をする問題が出ていました。
保険の見直しの例として、入院5日までは保険金が支払われないものと、入院初日から支払われるもので保険金を比較したり、なんてのがありましたが、がん保険の場合、以前に比べて入院日数がほぼ半減しているので、今では入院給付金がない保険というのもあるようです。ただし、治療が困難で緩和ケアが中心となるケースの場合は入院給付金が必要になってくるので、この辺りの判断も難しいところですね。
受講した感想としては、
- (いうまでもないことですが)がんは怖い病気であるが、治る病気でもあるので、それゆえに早期の発見が重要である。
- 保険外の診療も多々あるため、保険に加入するか貯蓄によりカバーするかを考える必要がある。
- 保険に加入する場合、医学の進歩に合わせて保険も変化するので、折に触れて契約内容を見直す必要がある。
といったところです。
私もがん保険には加入しています。上皮内新生物も保険対象となったときに、もともと入っていたものに加え新たに別のがん保険に加入しましたが、そろそろ見直してみたいと思います。そういった機会を検討するチャンスとなったという意味でも、今日の研修は意義あるものだったと思います。
では、また。