みなさんこんにちは、ひでえぬです。
毒劇物取扱者試験に向けて、毎日少しずつですが、参考書を進めています。
法規、化学基礎が終わって、今は各種毒物劇物の性状について学習しています。
主なところでは「色」ですが、もともと何色かというのもありますが、空気に触れると色が変わってしまうもの(ニコチン)や、光によって黒くなる(硝酸銀)など、普通にしていても勝手に反応するものもあります。あとは水や酸などに反応して分解するものなどいろいろあるので、それぞれの性質を整理しています。
性状の一つに「臭い」というのがあるんですが、これがまたバラエティに富んでいます。
バラエティに富みすぎて、なんだかわからないものもあります。
「ニンニク臭」・・・これはわかりますね。
「タバコ臭」・・・これもわかります。(ちなみにニコチンです。)
「果実様の臭気」・・・まあなんとなくわかる。
「腐った魚の臭い」・・・これもまあ、なんとなくわかる。
「腐ったキャベツ様の悪臭」・・・ん?キャベツ腐らせたことってあったかな?
「苦扁桃様の香気」・・・??
「ニトロベンゾールの臭気」・・・? そもそもニトロベンゾールが何かを今学んでるんですけど・・・。
「フェノール様臭気」・・・だからフェノール見たことないってば
しかもフェノールの別名は石炭酸ですが、「石炭酸に類する臭気」っていうのもあって、
違いが全く分かりません。
もっと困ったのは、ネットで調べようと思ったのですが、「○○臭」がどういうものか調べようがないんです。
ないわけではないですが、文章で書かれても・・・ねえ。
パソコンで写真はみられるかもしれませんが、臭いはしませんからね。
当たり前ですが、今の情報通信技術では、「臭い」や「香り」をネットを通じて伝えるのは不可能です。
10年後、20年後にどうなっているかはわかりませんが、とりあえず今日明日にかわることはないでしょう。
さてどうしたものか。
丸暗記するしかないのか。
「腐ったキャベツ様の悪臭」なら、キャベツ腐らせればいいんですが(とはいってもあんまりやりたくない)
そうはいっても一番手っ取り早いのはネット検索なので、ダメもとで調べてみました。
言葉で説明するしかないので、そうなっていますが、このページの表現はややわかりやすいです。
試験に出てくる文面とは違いますが、「アーモンド」とか「ヨーグルト」とか、身近にあるもので表現してあってイメージしやすいです。
難点は、あくまでも「臭い(悪臭)がするもの」を集めているので、必ずしも毒物や劇物ではない、っていうかほとんどが毒物劇物以外だということです。
ちなみに、タイトルの
苦扁桃様の香気
ですが、読み方わかりますか?
どうやら
「くへんとうようのこうき」
が正解のようです。
ちなみに「苦扁桃」はアーモンドのことを指す場合もあるらしいです。
ということは、「アーモンドのような香り」で、いいのかな?
とりあえずそんな感じで覚えておくことにします。
では、また。