みなさんこんにちは、ひでえぬです。
CFP資格更新についてお伝えしております。
今回は、単位取得にあたっての具体的な方法についてお伝えします。
FP協会HPによると、継続教育単位の取得方法として、以下の5つが掲げられています。
- (1)研修の受講
- (2)執筆
- (3)講師
- (4)協会が承認した「スタディ・グループ」(SG)における勉強会
- (5)その他
それぞれについてみてみましょう。
(1)研修の受講
FP協会のHPをさらにたどっていくと、以下のものが掲げられています。
- FPジャーナル継続教育テスト
- FP実務と倫理テスト
- 継続教育研修(承認番号のある講座)
- 継続教育研修会(協会ブロック・支部主催)
- 「FPフェア」のエデュケーショナル・セッション等
- CFP®試験対策講座
- その他、協会が認める研修(承認番号のない講座)
FPジャーナル継続教育テスト
これは前回お伝えしましたので、そちらをご覧ください。
偶数月、つまり年6回行われるので、2年間で12回あります。
1回につき3単位取得できるので、全部受験すれば最大で36単位とることができます。
逆に言うと、2回までは不合格(または未受験)でもOKというわけですね。
10回でストレートで単位取得できた場合、
990円×10回=9,900円で更新できます。
FP実務と倫理テスト
こちらは必修となる「FP実務と倫理」の単位を取るためのものです。オンラインで受験可能で、費用は990円(税込)です。「FPジャーナル継続教育テスト」を複数回受験して単位取得すれば必要ないので、これだけを受験する状況というのはあまりないとは思いますが。
継続教育研修(承認番号のある講座)
様々な会社(認定教育期間)で、継続教育研修のための教材を用意しています。
実際に利用したわけではないので、商品の説明以上のことはわからないのですが、ざっくりいうと
- テキストを学習する
- テストに解答する
- 合格すると単位がもらえる
というものが多いようです。
あとは商品によって、質問を受け付けているもの、テストの受験回数に制限があるものなどいろいろあります。
詳しくは、まとめてあるサイトがあるので、こちらをご覧ください。
上のサイトはAFPの資格を取るときに参考にさせていただきました。
前回の記事の最後に「FPジャーナル継続教育テストよりもお得にとれるかも」と書きましたが、それはこちらです。
15単位につき2,640円ですので、2,640×2=5,280円で更新に必要な30単位が取得できます。
セミナーに参加したりすると最低でも3,000円、SGでも1,000円くらいかかりますが、取れる単位は1~3単位です。そう考えるとお得なことは確かですが、セミナーでしか聞けない話もあると思うので、コスパが悪いとは私は思っていません。一方で忙しくてなかなかセミナーや研修に参加するのが難しいという方もいると思います。なので個々の事情に応じて活用すればいいんじゃないかと思います。
継続教育研修会(協会ブロック・支部主催)
私が初めて継続教育単位をもらったのは、FP協会茨城支部主催の継続教育研修でした。
もちろん地元の埼玉県支部でも継続教育研修がないわけではないのですが、コロナ禍で中止になったりいろいろあったので、こちらが継続教育研修デビューになったわけです。
いろいろありますが、だいたい半日程度で2つのテーマについての講演があって、3単位くらい取得できるものが多いようです。費用は3,000円から5,000円程度でしょうか。
「FPフェア」のエデュケーショナル・セッション等
毎年FP協会では、全国各地で「FPフェア」を行っています。私も昨年は仙台に行ってきました。
コロナ禍で中止になった会場もありますが、昨年度くらいから再開しているようです。今年度は東京会場に申し込みましたが、第7波に入ったこともあって、オンライン参加を選択しました。
費用はオンラインの場合5,500円(会場参加は7,000円)です。取得できる単位ですが、どちらも全部で4.5単位となります。
ちなみに、昨年の仙台での単位はどうなったかと言いますと、CFP資格の認定前だったので、今回の更新には反映されません。CFP資格とる前のAFP資格の単位として取り扱われました。前回書きましたが、AFP資格更新のための単位はCFP資格審査試験の6課目合格により、45単位もあったため、こちらは全く役に立たなかったことになります。
このように、単位を取るタイミングも場合によっては大事になってきます。
CFP®試験対策講座
いろんな企業(認定教育機関)で行われている試験対策講座が対象になりますが、CFP資格には適用されませんのでご注意ください。(つまりAFPのみ)
その他、協会が認める研修(承認番号のない講座)
これも対象になるものが限られている上に、個別に認定する形になるようです。
ちなみに放送大学の授業はどうなるのかなと思ってみてみると、2つの理由で対象外ということがわかります。
(オ)
まず大学の講義は対象外ですし、しかも一般学生向けの講義ですから、この時点で問い合わせるまでもないでしょう。
というわけで、(1)研修の受講についてお伝えしましたが、長くなったのでつづきは次回お伝えします。
では、また。