みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今日から仕事始めですが、年末年始に読んだ本のレビューを書いてみたいと思います。
村上世彰、高校生に投資を教える。
今年はFPとしての視点から、株式投資を本格的に勉強してみたいと考えて、購入しました。
通信制の高校「N高等学校」(なんか仮名みたいですが、実在の高校です)に発足した「投資部」の生徒に実際に資金を提供し、投資を経験してもらったときの講義や質疑応答をまとめたものです。
講義においては、投資(ここでは株式投資)に当たっての基礎知識や心がまえを中心に説明しており医、質疑応答では実際に投資を行うにあたってどの考えて行動するかを中心に説明しています。
「高校生に投資を教える」とあるので、初心者向けではあるかと思いますが、PBRとかPERという単語も出てくるので、FP3級くらいの知識はあった方がわかりやすいと思います。もっとも、文中で解説もありますし、株式投資を経験していれば普通にわかる内容なので、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。
全体としては、投資そのものよりも、投資先の選択をどのように行うか、つまり投資する会社を選ぶにはどうしたらよいかについてページがさかれています。つまるところは「自分で情報を得る」ということです。
考えてみれば、「株を買う」と考えると、値動きばかり目が行ってしまいますが、「株式投資=特定の会社への出資」と考えれば、出資先の業績なんかは当然チェックしますよね。
なのでこれから、どうやって投資する会社を見極めるかをやってみたいと思います。
とりあえず「会社四季報」を購入して、読んでいます。
ちなみに余談ですが、CFP資格審査試験でも、会社四季報のデータを見て回答する問題が時々出ますので、試験対策としてみておいても損はありません。
ちなみに、高校生の投資の結果ですが、ちょうど投資の期間中にコロナショックによる大暴落があったこともあって、数字としては芳しくないですが、そんな状況下でも銘柄によってはある程度の成果を出している生徒もいたりします。彼らにとっては、めったにない経験ができたという意味で、ある面ではラッキーだったのかもしれません。
この本だけで株式投資のすべてがわかるわけではありませんが、最初に読む本としては良かったのかなと思いました。
さて、これからクルマ買い替えの手続き書類の1つ、車庫証明書を書きたいと思います。
では、また。