みなさんこんにちは、ひでえぬです。
ウルトラウォーキングの本編は無事終わりましたが、その後についても「番外編」としてお送りしたいと思います。
今回のゴールは今治駅前にある「キスケの湯」さんです。
ゴール後、駐車場に敷いていただいたブルーシートに倒れ込むように座り込みます。
預けていた荷物を受け取り、ここに入れてあったウォーマーを着て、身体が冷えるのを防ぎます。
が、それでも気温が低くて寒くなってきたので、移動を決断。
喜助の湯も6時にオープンしたので、お邪魔する選択肢もあったのですが、あとからあとからクルマが入ってきます。
感染リスクは避けたいので、涙を飲んで見合わせました。
ここで、今治から福山までの交通手段はざっくりいうと2通りあります。
- 福山駅行きの直通バス(しまなみライナー)に乗る
- 岡山まで特急しおかぜ号に乗り、岡山から福山まで新幹線で帰る。
まあ当たり前っちゃあ当たり前ですが、遠回りしている分電車の方が時間もお金もかかります。
ただ問題は両者の発車時刻です。
バスが始発で7時15分なのに対し、電車だとしおかぜ6号が6時50分に発車します。
普通の人は、それでもバスが来るまで待ちますが、私は違うことを考えていました。
実はゴールの2km手前で、しおかぜ4号(5時41分今治発)に抜かれたのですが、この時客席はほとんど空席でした。
実はそれに乗れれば一番早く福山に着くので、ペース位次第ではと考えていたのですが、第3エイドを出るあたりで間に合わないから無理と判断し、しまなみライナーとしおかぜ6号のどっちで帰るかを考えながら歩いていました。
それもあったので、電車が来た時に座席の様子を見ておいたのですが、あまりに空いているので、
こりゃ余裕で席が取れそうだ→儲かってないじゃあないか→
これは自分が乗ることで、JR四国の経営改善に役立てるかもしれない
という、訳のわからない発想が湧き上がってきました。
で、着替えた後、移動する時点で、
しおかぜ号の指定席が取れたら電車で帰る
と決めました。
まあ結局のところ、寒い中1時間近く待てないなということなんですが。
みどりの窓口が閉まっていたので、販売機で指定席券を購入します。
座席表で検索した結果、
余裕で指定席券が取れました。
ついでに、今治-福山間の乗車券と、岡山-福山間の新幹線自由席券を購入し、その金額は …
7,450円
あ、ちなみにバスは片道2,600円です(笑)
JR四国さんの経営を応援するためだけに、3倍近いお金をつぎ込んでいます。
FPとして、どうなんでしょうか。
言い訳すると、
バスの方はコロナ禍で減便していることもあって、予約ができないんです。
だから、1時間待って乗れなかったらどうしようというのもありました。
まあ体調管理のためと割り切り、購入して時間調整のため近くのセブンイレブンに行きます。
レジのお姉さんが、私のリュックにあるゼッケンを見て、
「何かイベントがあるのですか?」
と尋ねたので、
「ウォーキングのイベントがあって、ゴールがここ今治なんです」
と答えたら、
「いってらっしゃい」
と明るく笑顔で応援してくれました。
そっかあ。
昨日尾道を出て今着いたって伝えるの忘れた。
伝えるって難しいですね。
そんなこんなでしおかぜ6号に無事乗車しました。
車内は8割以上が空席で、四国を東に向かっています。
埼玉に帰るんだったら最短ルートですが、今日向かっているのは広島県の福山です。
そんなことを思う間も無く、眠気が襲います。
そりゃそうだ、徹夜で歩いてたんだから。
ちなみに乗ってから気づいたのですが、しおかぜ6号は、高松行きのいしづち6号と併結してまして、途中で切り離しをします。
起きてみるとまだ切り離す前でした。
乗った瞬間岡山まで寝てるんじゃないかと思いましたが、そうでもないので、電車の旅を楽しむことにしました。
宇多津駅でいしづち号とお別れした後は瀬戸大橋を渡ります。
四国には数年前に一度お邪魔していますが、その時は飛行機で高松に行ったので、瀬戸大橋は初めてです。
スマホで車窓から撮ってるのでクオリティーはご容赦いただきたいのですが、海なし県民にとってはよだれが出るような(?)景色です。
そうそう、瀬戸大橋って上が車道で、電車は下を通るんでしたね。
そんな感じで岡山に向かいました。
この後新幹線に乗り換えるのですが、それはまたあらためてお伝えします。
では、また。