めざせ1級FP&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFPからのFP1級を取得したばかりのひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

ひでえぬのファイナンス入門⑮ 年末調整で手続き漏れをなくすには?

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

年末調整の時期になりました。

 

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Yahoo!のニュースを見ていたら、こんなものがありました。

 

news.yahoo.co.jp

 

確かに、iDeCoと「小規模企業共済掛金」が結びつかない・・・っていうか、「小規模企業共済」っていうのがサラリーマン向けじゃないんじゃないかという誤解を与える恐れがありますね。

 

この件もそうですが、年末調整の手続きを漏らさないようにするには、どうすればいいでしょうか。

 

 

 

答えは・・・

  • 自分はどの書類が必要か(だけ)を覚えておく
  • 提出する前に一式コピーを取る

 

この2点です。

 

年末調整をスムーズに行うには

 

自分はどの書類が必要か(だけ)を覚えておくは、

 

自分の書類の提出の「タイプ」を覚えておく

 

とも言い換えられます。

 

年末調整の手続きは様々なものがあり、全部説明しようとすると結構膨大な量になります。

 

ですが、各個人単位で見てみると、大体パターン化されている場合が多いです。

大別すると、以下の4つの点について、該当するかどうかを把握していれば年末調整はできます。

 

  • 保険(生命保険など)に加入しているか。
  • 持家(マンション含む)を持っているか
  • iDeCoに加入しているか
  • 自分以外の社会保険料を負担しているか。

 

このうち、自分にどれだけ当てはまるだけを覚えればOKです。


FPのように、他の人に教えるというのなら別ですが、必要なところだけ覚えればよいのです。


それもめんどくさいという場合は、前年度のコピーが役に立ちます。


というのは、大体その通りに書けばあっているからです。(一部例外はあります)

 

保険(生命保険など)に加入しているか。

 

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年末調整のメイン、というか、一番ウェイトが大きい部分の1つです。


まともに説明するとこれだけでブログ何回分か書けますが、ポイントは

 

  • 一般の生命保険、介護保険、年金それぞれについて、控除額の上限(旧契約は5万円、新契約は4万円)を超えるかどうか
  • 控除額の合計は上限(12万円)を超えるかどうか

 

をまず確認します。


また、例えば複数の生命保険に加入している場合、

 

どれとどれを計算に入れれば上限額を超えるか
または超えないか

 

を把握しておきましょう。

 

というのは、上限額を超えた分の保険料については申告の必要はありません。


なお、これは勤務先にもよりますが、給与天引きの保険料については、証明書の添付が不要となる場合があります。(勤務先に確認しましょう。)その場合は、金額の記入だけで終わりますので、そちらを優先して申告するという方法もあります。

 

なので、

 

年末調整の時はこれとこれの証明書を用意する

 

と決めてしまえば、毎年考えなくてもいいのでかなり楽です。

 

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というのは、保険というのは、基本月額は変わらないので、一度加入してしまえば、解約や更新をしない限り支払額は同じで、したがって年末調整の時に申告する額も同じということになります。


持家(マンション含む)を持っているか


まず住宅借入金等特別控除(いわゆる住宅ローン控除)を受けられるか確認しましょう。

 

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まあ住宅は一生のうちの一番大きな買い物といっても過言ではありません。


それだけ大きな買い物なので、どこかの段階で住宅ローン控除の説明はあるはずです。
そのときに、詳しい手続きについて教えてもらうのがよいでしょう。

 

ざっくりお話ししますと、1年目は確定申告が必要です。
2年目からは、年末調整により申告が可能です。

2年目の10月末ごろに、書類が送られてきます。

 

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shokonoaruie.com

 

送られてきた用紙に、いろんな数字を計算して記入しますが、この計算も厄介です。

 

住宅ローン控除 計算 エクセル」と入力して検索するとたくさん出てきますので、使いやすいものを使うといいですね。

 

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iDeCoに加入しているか


これまでのものに比べれば、iDeCoの計算は簡単です。

 

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初年度を除き、原則として

 

毎月の拠出限度額×12か月分

 

です。


毎月の拠出限度額は、サラリーマンの場合、最大で23,000円です。(勤め先によってこれよりも低い場合があります。)公務員の場合は12,000円です。

 

あとは、はがきが来るのを待って、書類に添付するだけです。*1


なお、冒頭の記事にもありますように、iDeCoについては、利用している金融機関に関係なく「国民年金基金連合会」からはがきが来ます。ここがわかりにくいポイントでもありますね。

 

自分以外の社会保険料を負担しているか。

 

これは今までのものに比べると例はやや少なくなりますが、例えば

  • 配偶者の社会保険料を支払った。
  • 大学生のお子さんがいて、その子の国民年金保険料を支払った。

 

といった場合は、支払った人が申告すれば年末調整を受けることができます。

 

www.nta.go.jp

 

まとめ


以上、ざっと説明しましたが、要は

 

自分はどれとどれを申告すればよいか

 

さえわかれば、年末調整は大した手間ではありません。

 

例えば、


自分は保険料控除(生命保険と年金)だけをやればよい

 

とか、


今までは保険料控除だけで給与天引きだけだったから楽だったけど、今年からiDeCo始めたから、ハガキが来るのを待とう


とか、


去年家を買ったから、今年から住宅ローン控除を年末調整でやろう


とか、必要な分だけできればいいのです。

最初は大変かに思うかもしれませんが、書類を取っておいて、毎年その通りやっていればそのうち覚えます。毎年1からやろうとするから大変なのです。

 

もし、家を買ったり、iDeCoを始めたりして、新たに控除の対象が増えたらその時覚えればいいわけで、全部最初からできる必要はありません。

 

それでいて、税金の還付が受けられます。

 

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とくに、住宅ローン控除は「税額控除」ですので、びっくりするくらいお金が還付されますから、忘れずに行いましょう。

 

よくめんどくさがってやらない人がいますが、やらなくて損するのはほかならぬ自分ですからね。

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では、また。

*1:事業主払込、つまり給与天引きの場合、はがきは不要です。っていうか郵送されません。