みなさんこんにちは、ひでえぬです。
私は職場では財務や経理を担当しておりますので、そういった関係の相談を受けることもあります。
今日は、「iDeCo申し込んだんですけど、このあとどうすればいいんでしょうか?」
という相談がありました。
(今回のケース)
- 相談者 Aさん(28歳男性)
- 家族構成 奥様(専業主婦)、子供2人(3歳と0歳)
※Aさんは4月末に事業主の証明書の発行手続きを行いましたが、その時に私の方に相談に来ました。その後無事に証明書が発行され、金融機関に提出したようです。
iDeCoに関して詳しい知識があるわけではなく、察するに周囲の人から「若いうちにiDeCoはじめといた方がいいよ」とか言われて始めたんじゃないかと思われます。
(解説)
iDeCoの申し込みの流れを「会社員の場合」で見てみましょう。
- 金融機関に資料請求
- 申込む金融機関を決める
- 事業主の証明書を手に入れる
- 金融機関に申込書を送る
- 口座開設のお知らせが届く
- 引き落とし(運用)開始!
ざっくりいうとこんな流れになるでしょうか。
(申込する金融機関によって違いがあるかもしれませんので、あくまでもざっくりした流れという風にご理解ください。)
Aさんの場合、今3と4の間です。
申込書類が弊社に到着確認後、国民年金基金連合会での審査に1~2ヶ月かかります。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の口座が開設すると国民年金基金連合会や記録関連運営管理機関(JIS&T社)から書面が届きます。
書面が届いたら、楽天証券のウェブログイン後画面やJIS&T社の専用ウェブページで、年金資産の推移や掛金等の配分変更ができるようになります。(以下略)(以上 楽天証券HPより)
要は、金融機関に書類を送ってから若干時間があるということです。
この間に、商品を選んで、決める時間は十分にあります。
ちなみに、iDeCo(個人型確定拠出年金)の実施機関である国民年金基金連合会が運営している「iDeCo公式ページ」では、
先に商品を決めてから、申込む金融機関を決める
というのを推奨しています。
まあ理想を言えばそうなのでしょうが、必ずしもそうする必要はないと思います。
というのは、
投資経験のない人がパンフレットだけで商品を選ぶのは難しい
からです。
ただ、金融機関によって手数料(口座管理手数料など)が違いますので、そこはよく比較して決めたほうがいいと思います。
以上のことを踏まえて、Aさんには
時間に余裕があるので、家に帰ってパンフレットを見て、どの商品に投資するか決める
というアドバイスをしました。
その際に注意することとして、
- 商品は複数選ぶこと
- できれば、投資信託の中から「株式に投資しているもの」「債券に投資しているもの」「国内の資産に投資しているもの」「海外の資産に投資しているもの」と分けたほうがいいこと
と付け加えておきました。
理由としては、「リスクの分散」とか「アセットアロケーション」とかいろいろあるのですが、そこまでいうと彼の頭が爆発しそうだったので、今回のところはこのくらいで止めときました。
おいおい教えてあげることにしよう。
こんな感じで、時にはFPっぽいことをしたりもするのですが、まだ卵🥚なので、うまく説明するのはなかなか難しいです。
でも、今回お伝えしたようなことは至極一般的な話なので、あらかじめ説明用の資料を用意しといてもいいかもしれない。
もうすぐ、放送大学の単位認定試験も終わるから、すこし始めてみようかな。
では、また。