めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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FP試験対策㊿ 先物の理論価格と現物価格

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

CFP資格審査試験も近くなったので、試験に出そうな(と個人的に思っている)問題をピックアップしてお送りしてみようと思います。
※あくまで私が「出る」と思っているだけなので、出なかったからとしても、その責任は負いません。

 

(例題)

日経平均株価(日経225)が28,000円の時、短期金利が0.02%、配当利回りが1.5%とすると、取引最終日までの日数が73日の場合の先物理論価格はいくらとなるか。なお、計算過程では端数処理は行わず、計算結果は小数点以下第3位を四捨五入すること。

 

(解説)

精選問題集とかの解説を見ると、計算式は

 

先物理論価格の基本式

って書いてあります。

 

上の数字を当てはめると、

 

基本式に数字を代入

となります。

 

が、この式って、電卓ではちょっとやりにくいですよね。


まあ、メモリーキーとか使えば、できないことはないと思いますが・・・

 

 

そこで、式の順番を入れ替えて、計算しやすくしてみましょう。


この式の説明としては

 

  • ①現物価格に金利分を加える。
  • ②配当分は株主に還元されるため、価格から差し引く。
  • ③これらは年率なので、日数に応じた数をかける。
  • ④ ①~③の計算で出た数字に現物価格をかける

 

で、これが現物価格からの増減分となります。

 

これに現物価格を足すと、先物理論価格となるわけです。

 

金利から配当を引く」というところさえ理解してしまえば、説明自体はそんなに難しくないと思います。

 

ではこの通り式を作ってみましょう。

入れ替えた基本式

と書き換えられます。

 

文字で書くとかっこがいっぱいあってちょっと複雑に見えるかもしれませんが、これだとメモリーキーを使わなくても1回で電卓を使って計算することができます。

 

具体的には、

電卓の操作方法1

となります。

 

数字を入れてみましょう。

電卓の叩き方2

ほらね。

 

もうすでに「覚えた」という人は無視してもらって構いませんが、計算間違えをしやすい問題ですので、よく間違えるというかたは、こちらを使ってみてはいかがでしょうか。

 

ただ、しつこいようですが、絶対に試験に出るという保証はないので、出なかったからっていて、怒らないでくださいね。

 

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