めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

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CFP模試受験記(自己採点編)

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

CFP資格審査試験を受験してきました。

 

自己採点の結果は

 

50問中40問

 

で、過去のデータから、35問取れればまず間違いなく合格なので、安心しました。

 

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が。

 

まだ本番はこれからです。

本番でこけないように、間違えた問題の原因をはっきりさせたいと思います。

 

自分の備忘録代わりに書いているので

正直かなり専門的な内容だと思います。文章を読んでも

な部分が多いでしょう

 

なので、「試験の内容ってこんなもんなんだ」とざっくりつかんでもらえると幸いです。

 

 

 

誤答① 経済情勢関係

 

内閣府が2020年11月に公表した「令和2年度年次経済財政報告」を基に作成した文章の空欄を埋めるもので、「基に作成した」というのがポイントで、元の文章が報告にはないので、どこからとったのかがわかりません。用語も見たことがないため、対策のしようがないということでこの問題はこれで終了。

 

誤答② 経済情勢関係

 

これは面白い問題だなと感じました。

 

IMF国際通貨基金)世界経済見通し(2020年10月)を基に作成された問題で、これは各国のGDPについて、2019年の実績と2020年及び2021年の予測の数値が載っています。この数値を見て、国名を答えるという問題でした。

 

www.imf.org

 

まず、最初にコロナショックから立ち直ったのが中国だろうというのは容易に想像がつくので、中国は正答できましたが、日本とアメリカがどれかわからず間違えました。

 

結論から言うと、この時点での2021年の予測はアメリカよりも日本のほうが低いです。なんかあってる気がする。

 

誤答③ 貯蓄性商品の知識

 不適切なものを選択する問題でした。

 

ゆうちょ銀行のニュー福祉定期預金について、定期性貯金の利用限度額1300万円の枠内で300万円まで預け入れ可能なんですが、よく見たら「枠外」って書いてありました。よってこれを選択するのですが、間違えました。

 

落ち着いてやれば解ける問題ですね。

 

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誤答④ デュレーションの計算問題

 

デュレーションの計算式はとても複雑ですが、実際に計算問題を解いてみれば覚えることができます。

 

ただ、それだけだと数字を入れて計算するだけでつまらんと思ったかどうかは定かではないですが、ちょっとひねってきました。

 

デュレーションの計算に必要な「債権の表面利率」を表示しないで、ほかの数字から計算して求めなさいということになっています。

 

で、どうやってやるかというと、

 

  利付債券の単価=\frac{100 \times 表面利率 \times 残存年数}{100 \times 単利最終利回り \times 残存年数}

 

という式がありますので、これで表面利率をXとかにして、表面利率を出してからデュレーションを求めるということになります。

 

実はこれ、前回のCFP資格審査試験にも同じ内容の問題が出ています。

 

思えば、この問題に時間をかけすぎて、あとの問題まで影響が出てしまいました。

 

その意味では、この問題を回答しないで躊躇なく飛ばすことができたのが、今回の模試の最大の収穫といえるかもしれません。

 

それに、二重に計算する手間を考えると、いったん飛ばして、時間があったら得というのがベストの選択のような気がします。

 

とはいっても、一応解けるようにはしときましょう。

 

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誤答⑤ J-REIT(上場不動産投資信託)に関する知識の問題

 

思ったよりも細かい知識が問われました。

 

2択まで絞ったうちの、選ばなかったほうが正解だったので運が悪かったのですが

、次回同じ問題が出たら解けるようにしたいと思います。

 

誤答⑥ 外貨建てゼロクーポン債権の問題

 

これは思い込みによるケアレスミスでした。答えるのは「売却後の税引き後の(つまり手取りの)代金」だったのですが、何を思ったのか「税引き後の損益額」を回答してしまいました。まあ確かにそのほうが聞かれる可能性が高いのですが、ひっかけに見事に引っかかった感じです。

 

計算が合っていただけに、もったいないですね。

 

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誤答⑦ 先物予約レートの計算問題

 

これも勘違いによるケアレスミスです。計算方法はあっていたのですが、問題文に提示されていたのが、「6か月間の金利」だったため、年率に直すには2分の1をかける必要があったのですが忘れました。

 

時々やる癖があるので、本番は気を付けたいと思います。

 

誤答⑧ 一物一価の法則について 

 

 「一物一価の法則」と「購買力平価」については知っていたのですが、理解が浅かったため、変な選択肢を選んでしまいました。

 

ですが一度覚えれば次は大丈夫だと思います。

 

誤答⑨ 犯罪収益移転防止法について

 

取引時の確認事項として

本人特定事項(氏名、住居および生年月日)のところが

本人特定事項(氏名、住居および性別)になっていました。

細かいけど覚えときましょう。

 

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誤答⑩ 暗号資産(仮想通貨)の税制について

 

暗号資産(以下「仮想通貨」とします)取引にかかる所得は雑所得ですが、総合課税か分離課税かが思い出せなかったため正解にたどり着きませんでした。

 

結論から言うと雑所得の総合課税ですね。

 

あとは商品を購入した時の所得の把握についてですが、

1ひでえぬが1万円という仮想通貨があり、1ひでえぬ持っていたとします。

 

これが1ひでえぬ=4万円になったときに、4万円のタブレットを買ったとします。

 

そうすると、1ひでえぬを4万円で譲渡したことになるので、所得金額は

譲渡した1ひでえぬの譲渡価額(4万円)ー譲渡した1ひでえぬの取得価額(1万円)=3万円

 

となります。

ちょっとややこしいですね。

 

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まとめ

 

全体として、「これは解けなくても仕方ないな」という問題もなくはないですが、それよりも「勘違い」「思い込み」によるケアレスミスが多いような気がします。っていうかそうです。それも後半になるにしたがって多いです。

 

まあCFP資格審査試験は120分の長丁場で、時間が余ることはないと思ったほうがいい(今回の模試も途中退出者は0でした)試験なので、見直しの時間はあるかどうかわかりません。あったとしても、最初選択した解き方があっているかどうか確認するのが精いっぱいなので、やはり最初問題を解くときにいかに落ち着いて解けるかがカギとなると思います。

 

 

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