みなさんこんにちは、ひでえぬです。
ポートフォリオについては3級でも2級でも出題されますが、1級については御多分に漏れず、内容がかなり深くなっています。
そこで、今回はポートフォリオについて調べてみました。
まず、ポートフォリオの単語の意味が面白かったので、ちょっとご紹介しようと思います。
「ポートフォリオ」というのは、もともとはイタリア語のportafoglioが語源で、単語そのものの意味は「板はさみ」や「書類ケース」「紙入れ」等を指しますが、転じていろんな意味に使われています。
日本では、おもに3つにの意味で使われています。
②教育現場では、生徒が今までに作成したレポートや試験の答案、活動の様子を記録した写真や動画などをまとめて保存したものをポートフォリオと呼んでいます。試験による評価以外の部分を評価するため、将来的に大学入試等で取り入れる動きがあり、あわせてそれを電子化する(e-ポートフォリオ)ことも検討されています。
③金融分野で使われている意味としては、これから説明する内容ですが、「資産構成」を指す言葉として使われます。
※アセットアロケーションとポートフォリオについて
どちらも資産構成について使用される用語ですが、以下のように使い分けられているようです。
まとめると、
「投資にあたって異なる資産クラスの配分をアセットアロケーションと言い、それに基づいて金融資産を運用したものをポートフォリオと言う」
これでわかったら苦労しませんね。
具体的にどういうことでしょうか。
資産運用なので、なるべくリスクを少なく、そしてできるだけリターンを大きくしたいのですが、どうしたらいいのでしょうか。
まずはリスクを少なくするため、異なる資産クラスの者に分散投資をします。
「資産クラス」というのは、ざっくりいうと「株式」とか「債権」など、似たような値動きやリスク特性をもつ資産の種類のことを言います。
これらのうち、どの資産クラスのものにどれだけ投資するかを決めるのが「アセットアロケーション」ということになります。
具体的に見てみましょう。
一説によると、アセットアロケーションによって、リターンの8~9割は決まってしまい、どの銘柄を買ったかというのは1~2割くらいしか影響しないとのことです。
それだけアセットアロケーションは重要ということか。
で、ポートフォリオはこちら。