みなさんこんにちは、ひでえぬです。
今回はROAについて調べてみました。
ROAというのは「Return On Asetts」の略で、assetsは要するに「アセットアロケーション」のアセットで、「資産」を意味します。
ちなみに「個人や法人の資産」の意味で使うときは複数形になるそうです。(研究社 英和中辞典より)
さらにいうとアロケーション(allocation)は「割り当て・配置」という意味なので、「アセットアロケーション」は「資産の割り当て」ということになりますね。
話を戻しますと、ROAというのは直訳すると「資産の上に利益がのっている」ことになり、「(使用)総資本事業利益率」という訳になるわけですね。
前にも書きましたが、「○○××率」という場合は「××÷○○」つまり、「○○分の××」になります。
つまり、
となります。
分数で書いても「資産」(資本)の上に「利益」が載っていますね。
前置きが長くなりましたが、このROAは2つの指標を使って以下のようにもあらわすことができます。
「売上高事業利益率」は上で書きましたように、
となります。
「○○回転率」というのは
「何か(ここでは売上高)÷○○」なので、
となり、掛け合わせると売上高が打ち消されて
となります。
(意味)
ROAは一言でいうと「投下した資本に対しどれくらいの利益を上げたか」について表す指標です。これが高いということは、より効率的に資本を活用して利益を獲得したということで、ざっくりいうと「やりくりが上手」ということになります。
逆に、仮に同じ事業利益の会社A社とB社があったとして、B者の方がROAが低いします。ということはB社の方が使用総資本が多いということになりますので、A社に比べて「効率が悪い」ということになります。