めざせ行政書士&CFP(R)!放送大学生ひでえぬのブログ

CFP(R)からのFP1級を取得後、行政書士試験に挑戦中。ひでえぬのブログです。その時の勉強法などを載せてます。2021年4月から放送大学で心理学を勉強しています。

※ 本ページはプロモーションが含まれています

FP試験対策⑥ ROAとは?その求め方

みなさんこんにちは、ひでえぬです。

 

今回はROAについて調べてみました。

 

ROAというのは「Return On Asetts」の略で、assetsは要するに「アセットアロケーション」のアセットで、「資産」を意味します。

 

ちなみに「個人や法人の資産」の意味で使うときは複数形になるそうです。(研究社 英和中辞典より)

 

さらにいうとアロケーション(allocation)は「割り当て・配置」という意味なので、「アセットアロケーション」は「資産の割り当て」ということになりますね。

 

話を戻しますと、ROAというのは直訳すると「資産の上に利益がのっている」ことになり、「(使用)総資本事業利益率」という訳になるわけですね。

 

前にも書きましたが、「○○××率」という場合は「××÷○○」つまり、「○○分の××」になります。

 

つまり、

{\frac{事業利益}{(使用)総資本}}

 

となります。
分数で書いても「資産」(資本)の上に「利益」が載っていますね。

 

前置きが長くなりましたが、このROAは2つの指標を使って以下のようにもあらわすことができます。

 

ROA=売上高事業利益率×使用総資本回転率

 

「売上高事業利益率」は上で書きましたように、

 

{\frac{事業利益}{売上高}}

 

となります。

「○○回転率」というのは
「何か(ここでは売上高)÷○○」なので、

 

{\frac{売上高}{(使用)総資本}}

 

となり、掛け合わせると売上高が打ち消されて

{\frac{事業利益}{(使用)総資本}}

 

となります。

 

(意味)
ROAは一言でいうと「投下した資本に対しどれくらいの利益を上げたか」について表す指標です。これが高いということは、より効率的に資本を活用して利益を獲得したということで、ざっくりいうと「やりくりが上手」ということになります。

 

逆に、仮に同じ事業利益の会社A社とB社があったとして、B者の方がROAが低いします。ということはB社の方が使用総資本が多いということになりますので、A社に比べて「効率が悪い」ということになります。